令和7年3月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和7年3月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

開催日時
令和7年4月3日(木)
AM10:34~AM11:37
開催場所
LuckyFM茨城放送本社3階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 小 西 俊 一 [ * ]
  • 鎌 田 賢   [ ・ ]
  • 斎 藤 敦
  • 高 橋 美 紀
  • 永 塚 広 志
  • 松 橋 裕 子

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題
「今夜はLuckyNight~赤プルマンデー~ 」
2025年3月17日(月)22:00~24:00放送

委員からの意見

委員

 前回審議した番組は赤プルさんの出演によりテンポが良く、とても心地よく聴けた。そのため、今回の放送も非常に期待して聴いたが、率直に言うと、今回は内容が少し分かりにくかった。
 冒頭の公開収録部分はやり取りが比較的理解しやすく楽しめたが、続くスタジオでのトークの内容が今ひとつ伝わりにくく、話のイメージが掴みにくい場面が多かった。赤プルさんの独特のテンポや雰囲気、そして聞き取りやすい話ぶりは今回も魅力的だったが、話の内容自体は前回と比べて理解しづらく、頭に入りにくい部分があった。
 また、後半の会話自体は盛り上がっていたものの、いわゆる「内輪ネタ」のような話題が多く、私には背景が分かりにくくて置いてきぼりにされているような感覚があった。赤プルさんの大きな笑い声はとても魅力的で好感を持っているが、その笑いに至るまでの内容や面白さの背景が分かりづらく、結果として笑い声だけが際立ってしまった。
 私はラジオ番組に対して「気楽に理解でき、自然に楽しめるもの」を期待している。そのため、話の背景やストーリーが簡単に理解できないと番組への没入感が薄れてしまうと感じる。今後は内容や背景の説明をもう少し加えていただければ、より多くのリスナーが気楽に楽しく番組を聴けるのではないかと思う。

委員

 番組冒頭は「ヤバいぜ!アラ還」の公開収録の音源から始まり、その後スタジオでのトークに移る構成だったが、最終的に「今のは公開収録でした」と説明は入っていたものの、正直どこで切れ目になっているのか、分かりづらかった。赤プルさんのキャラが強いこともあり、音源を初めて聴いたときは終始同じ舞台での話が続いているように感じた。再度聴き直すと「ここまでが公開収録」「ここからが感想トーク」と分かるが、その区切りが曖昧だった。
 全体としてトークの繋がりに関しても普段のリスナー向けに作られている印象を受けた。それ自体は番組の特色として理解できるものの、初めて聴く人にとっては少し取っつきにくさがあると思う。もう少し内輪的な雰囲気を抑えたり、一般にも分かりやすい話題や説明が加わると、より多くの人が楽しめる内容になると感じた。
 また、公開収録部分で「猫同士が仲良くならない」という質問への回答で、「お互いの唾をつければいいんじゃないか」という話が出ていた。番組の雰囲気としては笑いに昇華していたので、真面目に受け止める話ではないとも思うが、本当にその方法が良いのか気になり、後で調べたところ実際には推奨されない方法だった。もしそのような内容を扱う場合は「こういう説もありますが、自己責任で」などの一言があると安心できると思う。リスナーが誤解して試してしまうリスクもあり少し心配になった。
 今回の番組そのものとは直接関係ないかもしれないが、「ヤバいぜ!アラ還!ラジオまつり」の公開収録のタイムスケジュールなどを拝見すると、昨年と比較して確かにラジオまつりとしては盛大で面白い内容だった。ただ「アラ還」というタイトルから期待するような“往年の出演者”が登場する場面は特に見られず、現在のレギュラーを中心に構成になっていた。「アラ還」を期待した方にとっては、タイトルと実際の内容に少しズレを感じたのではないか。ラジオまつり自体は今後もぜひ続けてほしいと思うが、編成やタイトルの付け方はもう一度見直す余地があると感じた。

委員

 基本的に、今回も赤プルさんの話はやはり面白い。私自身もこれまでイベントで何度も赤プルさんと仕事をした経験があり、細やかな心配りができる方だと思っている。茨城を盛り上げる存在として多くの人に親しまれていると改めて感じた。
 気になった点として、番組序盤のオスペンギンたちの話や「ヤバいぜ!アラ還!」の話の流れが少し分かりにくかった。内容は私自身、赤プルさんが笑っていたところは「わかる、それ!」と共感でき、笑いながら楽しく聴けた。
 一方、赤プルさんは生放送になると時折「ちょっと危ないかな」と感じるような発言もあり、そこはアシスタントの方がうまくフォローすると安心感が増すと思う。イベントなどでもヒヤッとする場面もあり、放送の場合はそのあたりのバランスをどう取っているのか気になった。

委員

 私も普段から移動中に何度もこのラジオ番組を聴いていることもあり、今回は特に番組構成を意識しながら聴いた。まずオープニングでなぜあの猫の話題などが選んだのか、そして2時間の放送の中でなぜその部分を冒頭に配置した点には正直少し疑問が残った。私自身、猫をとても愛しているので「あの話は少し違うのでは?」と感じながら聴いていた。ディレクターの意図や背景をもう少し知りたかった。ただ一方で、アシスタントの方が「グーグルで調べてみては?」と促して話を締めていた点は非常に良いフォローだった。
 今回のような冒頭のお客様いじりや番組の構成については「なぜここでこの流れなのだろう?」と感じる場面がいくつかあった。特に「スナック夕子」の流れについては、番組全体をテンポよく進める意図があるならば、アシスタントか赤プルさん自身がしっかりと仕切り直しをする必要があったと思う。
 深夜帯の番組ということもあり、あえて「だらだらと聴き流せる」雰囲気を狙っていた可能性も考えられるが、その場合ターゲット層をどこに設定しているのかをもう少し明確にした方が良いのではないか。
 少し下品さやグレーな話題も交えつつ盛り上げる狙いがあるのかもしれないが、現在は「ホワイト社会」と言われるように、テレビでも芸人の軽い発言でさえ問題視され、謝罪に発展するようなケースが少なくない。そうした時代背景も踏まえると、茨城訛りで親近感のあるローカル色豊かな番組を目指すのであれば良いと思うが、「きわどいから面白い」という感覚が伝わりにくくなってきている今、番組のあり方や深夜帯ならではのリスナーとのつながり方をもう一度考える必要があるのではないか。そうした意味でも、アシスタントが発言の予防線をしっかり張っておくことが、これからますます重要になってくる。不用意な発言が切り取られて番組終了というリスクは、現実として無視できないと思う。
 私自身「だらだら聴きながら内輪感のある番組」はとても魅力的だと感じる一方、自分自身が理解できないような内容であっても「こういう番組が必要なんだ」と言える場を放送局としてどこまで守り続けていくのか。これこそが今後の大きな課題だと改めて感じた。

委員

 今回の番組を聞いて改めて感じたのは、「どのようなシチュエーションでラジオを聴くか」で番組の印象が大きく変わるということ。仕事中に聴いた時は、全体に雑談が途切れなく続いていて、どこに焦点を当てて聴けば良いのか分かりにくい。しかし、深夜に車を運転しながら聴いた時は、非常に心地よく流れてきて、赤プルさんの親しみやすい語り口が素直に入ってきて、安心して楽しめる番組だった。
 特に「ちょっくら防災」のコーナーは、自治体の防災士が語るような堅苦しさがなく、生活者目線で分かりやすく伝えてることで、非常に説得力があり、番組全体のアクセントにもなっている。このコーナーがあることで、内容にメリハリがつき、番組の魅力を高めていると思う。
 一方、多くの委員が指摘していたように、番組全体として内輪感が強く、アシスタントと赤プルさんのやりとりが中心になると、リスナーとの距離感が少し遠くなる印象を受ける。深夜ラジオの良さは、パーソナリティがまるで自分にだけ語りかけてくれているような「一対一感」だと思うが、アシスタントとの会話が主になると、その感覚が薄れてしまうのではないか。
 赤プルさんが一人で話す構成なら、よりリスナーとの距離が縮まり、違った魅力が出るかもしれない。ただ、一人喋りの難しさや負担もあるだろうから、その点は番組作りの課題だと思う。いずれにしても、リスナーが会話に入り込めるかどうかは番組の大事なポイントだと改めて感じた。

委員

 今回のお悩み相談コーナーについて、事前の前振りもなくいきなり会場から悩みを募った形だったため、「エクストリーム悩み相談」のような即興性の高い試みだった。瞬発力には定評のある赤プルさんとオスペンギンでも、さすがに少し苦労している様子がうかがえた。ただ、最後には「ペディグリーチャム」と「チャオチュール」でオチをつける形になり、会場のお客様の盛り上がりも最高だった。今回のような即興でのチャレンジは新鮮で、大胆な試みと評価したい。
 また「赤プルマンデー」の構成については、月替わりでゲストを迎えるというスタイルが新鮮に映った。赤プルさんは非常にテンポよく話を展開していくので、それを受け止めてまとめる役割として芸人がゲストに起用されているのだろう。他の委員が指摘したように、赤プルさんが一人でリスナーと向き合う形ならまた番組の印象が大きく変わるだろうし、逆にゲストと一緒に進めるのであれば、赤プルさんとゲストの間で内輪ネタに偏りすぎないように注意すれば、とても良い構成の番組になるのではないかと思った。

2025年04月30日

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