番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和4年4月度 茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時

令和4年4月27日(水)
AM10:34~AM11:35

開催場所

茨城放送本社3階会議室

委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]

  • 渋 谷 照 夫 [ * ]
  • 小 西 俊 一 [ ・ ]
  • 池 田 敦 彦
  • 鎌 田 賢
  • 菊 池 康 弘
  • 鷲 田 美 加
  • 渡 辺 勝

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 番組審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題

「 J・K HIP-HOP」 毎週日曜日 18:00~19:55放送

委員からの意見

委員

 私は午前中の時は聞いてなかったが、日曜日の夕方6時から8時という大変いい時間帯で再スタートしたと思う。すでにフォロワーが500以上いるとのことで、リスナーからの人気がある番組だと思った。
 私はブラジルとかメキシコが好きで、ラテン系の音楽を聞いたり旅行も向こうの方に行く事が何度もあった。ヒップホップという名前の通り、体を動かす、飛び跳ねるという感じは雰囲気としてすごくよくわかる。音楽にあまり詳しくはないが、ファンになりそうな感じがした。
 2時間は長いと思っていたが、オープニング、J-POP、HIP-HOP、K-POP、エンディングに分けた上、パーソナリティの蓑輪アナウンサーが大変爽やかな流れで話している。蓑輪アナウンサーは経歴浅いはずだが、案内の技術も素晴らしい。退屈せずにとても安心して聴ける流れだった。
 今回の番組で非常に興味を持ったのは音楽プロデューサーのTrill Dynastyさん。この人の話も大変内容があるいい話で興味深い。この人の経歴は生涯学習の見本のような人だなと思う。高校まで野球一筋でやってきてスポーツ推薦で大学に入学している。経歴を見るとほとんど音楽に関係ない。学校で学ぶというより、自分でどんどん学習していく。自分自身のモチベーションでやっていく。自分からどんどん世の中が変わってるのをキャッチしながら紹介してる、それがよくわかった。彼は朝の8時から夜の10時ぐらいまで一般の会社で働いて、音楽と関係ない仕事をした後、その後は朝の3時ぐらいまで独学で音楽を学んできた。働きつつ学ぶという生涯学習を地で行ってる。これからはそういう時代になっていくのを先取りしてると思った。
 トークの中で鮮度が命という言葉があった。毎回紹介する曲は一番最近のものを選び、それもたくさんの中から一番新しいものを選ぶ。だから他のラジオ局では流れてない曲を紹介していると言っていた。
 今回は曲も面白かったが、Trill Dynastyさんの人柄、経歴、その生き方を含めた話が大変興味深かった。重たい話も明るい調子で話していて、味わい深い番組になっていると思った。

委員

 まずは蓑輪さんの声が綺麗だなと思った。爽やかで且つスピード感がある。音楽番組に向いているというか頭の回転が速いのか、そういう印象がある。
 おそらく番組の真ん中に置いてあることからTrill Dynastyさんもいるし、HIP-HOPに重点置いてると思う。時事ネタや戦争の話、友達が亡くなったということも含め、そういうことをタイムリーに出していくのがHIP-HOPの文化だということを話していた。正直気分が重くなりそうなところを蓑輪さんの声で助けてもらった印象。Trill Dynastyさん自身もかっこいいが、あまり爽やかな感じではないので、そのあたりも中和された感じでいい組み合わせだと思う。
 HIP-HOPは短いサイクルでリリースし、時事的なものをリスナーに提供して共感求めてくんだということを初めて知った。こういう深掘りしたところを解説してもらえるHIP-HOPの部分は貴重だと思う。楽曲についてもキーワードを入れながら解説してくれるので、聞き取りを助けてくれている。
 2時間の長い番組なのでどれかに興味を持った人がここは気合い入れて聞こうと思ったり、あと周辺の所にもアンテナ張るようなかたちで聞き流すようなスタイルならば、そこにまた新しいリスナーの発見があるかもしれない。そういう態度で聴くのがよろしいと思う。

委員

 J-POPはともかくK-POPもHIP-HOPもあまり個人的には聞いてこなかったが、番組全体を通じて言うと非常に爽やかというキーワード、何度か出ているが爽やかに聞けた。蓑輪アナウンサーはとっても好感度の高い声の持ち主だと思う。落ち着いていて安定感があり、かなりレベルの高いトーク、好感度があると思って聞いた。
 Trill Dynastyさんの存在感は大きく、私はもっとTrill Dynastyさんの話を聴きたかった。去年話題になり色々取り上げられて、経歴もさることながらいろんな意味でスターダムにのし上がることができそうな才能と実績を獲得しているが、これまでの通常の概念で言うスターと全く違う生き様自体が面白いと思った。ビルボード1位、彼がどの程度関わったのか、彼一人で全部やったわけじゃないのはよくわかるがすごいことだと思う。
 Trillさんのこの強烈なキャラと魅力をもっと番組の前面に出してもいいのではないか。Trillさんのトークは確かにテーマ的にいろいろあるけれども、軽妙なトークができる人だと思う。HIP-HOPの一つの文化なのかもしれないが、「まあ今日ぶっこんで行くからね」とか「掃除しながら聞いたらびっくりするよ」と呼びかけたりしてなかなか面白い。
 最後に、Trillさんのキャラが強いということ、蓑輪さんがとても好感度が高いというこの二つがお互いの良い点を消し合ってしまうようなところも感じた。私はTrillさんがもっと前に出て且つHIP-HOPに特化した例えば30分番組などにしたほうが、ファンはつきやすいのではないか。J-POPは一般的で、K-POPも熱烈なファンがいると思う。これはこれで独立させてもいいのでは。勿論まとまって聞ける、自分が興味のない音楽に触れるという事もとっても貴重な機会でファンのリスナーも勿論いると思うがそんなことも感じた。

委員

 全体的に大変楽しく聞けた。2時間の音楽番組ということでラジオ番組の作り方とすると、王道的な番組と思いつつ、ただJ-POP、K-POP、HIP-HOPと大きく三つのジャンルに分けてそれぞれ送るということはあまりない試みではないか。
 三つのジャンルを並べてはいるものの多分メインになってくるのはHIP-HOPのコーナーか。Trill Dynastyさんはビルボード1位になった人で話題になった。こんな人が茨城に居たんだと驚いた覚えがある。
 音楽に対する話などを実際に聴くとその熱量をみたいなものが、短い時間の中でもすごい伝わってくる。知識ももちろんだがリスナーに知ってもらいたいという熱量であるとか、そういったところを感じられる話し方だった。私はHIP-HOPに詳しくないが、素人にもわかりやすく話していて、またこれは自身がそういうところから勉強をして、そこにたどり着いてるからかそういうところをわかりやすく伝えるという所が自然と身についてたのかもしれないが、とても安心して聴けた。
 HIP-HOPは鮮度が命だからとにかく新しいものにこだわりをもって流して行くとか、感覚で選曲して流した後に調べてみたらすごいダサいこと言ってて、ちょっと恥ずかしかったみたいな話もある。そういうところも包み隠さず話していた。普段からひょっとしたら自身の創作活動にも参考にされてるのかなと思い、そのようなところが垣間見えて凄く面白かった。
 冒頭に話した三つのジャンルを混ぜ込んで構成してることについて、私自身はすごく挑戦的なところもあり、別にそれで破綻してるとか特にはなく、しかも2時間の番組を分けてメリハリつけてやってくことはすごく良かったと思う。ただ、ひとつ言えばHIP-HOPの部分だけ少し浮き上がってる感じが確かにあるのと、私の感じだともっと遅い時間に聴く感じがイメージとしてある。HIP-HOPは爽やかっていうのとは相容れないような感じがしていて、もっと遅い時間、寝るに近い時間帯で聞いてるようなイメージもある。もし可能であれば短い時間であっても遅い時間帯でヒップホップに特化した番組とか、あるいはコーナーなどすごく面白いかなと思う。Trill Dynastyさん自身がすごく多分忙しい方なので、それは可能かどうか分からないが、そこだけでも聞いてみたいなと思えるぐらいにすごい魅力的な人だと思った。
 パーソナリティの蓑輪さん。他の委員の発言通りすごく話が聴きやすく、エンディングの所も結構話をしていて、あれぐらい長い尺とってフリートークをしてるという事が最近あんまりなかったと思う。昔はリスナーのはがきを読むコーナーを結構長くとる番組が多かった。そういうところも少し新鮮だったし、うまい具合に話を拾っていたところも印象的だった。そういうふうに取り上げてもらうとリスナーの方ももちろん嬉しいだろうし、フォロワーが500人とつくのもそういうところもあるのかなと思った。

委員

 茨城放送が近年意識的に増やしているとがっている番組のひとつだと思う。非常に魅力的で楽しく聞けた。
 朝から夜への時間枠の変更について、時間を移動してこんなに雰囲気を変えられるんだなということにすごく驚いた。日曜日の6時というと、少し憂鬱でもうちょっと明るい気分になりたいとか、月曜日から働く元気を出したいなというようなタイミングだと思う。そこで、蓑輪さんの声、そしてTrillさんとの掛け合い、曲を聴くことでリスナーがすごく元気をもらえているのではないか。
 蓑輪さんについて、爽やかなあの声、存在感について他の委員からご指摘あったが本当に素敵な方だなと思う。Trillさんの濃い話にも等身大でついていって、本当に素のままの返しをしていた。飾らない明るい健康的なキャラクターというのが、本当にリスナーとの距離を縮めているのではないかなと感じて、私も非常にファンになった。
 今の時代、新聞やラジオの一覧性というのは非常に重要。一つの番組の中にJ-POP、K-POP、HIP-HOPがあることで、意外と県民ではないリスナーが他のサイトでK-POPを聞けるラジオ番組として茨城放送にきたりすると思う。例えば、HIP-HOPに尖ってるリスナーが意外とK-POPってバラードもあるんだなとか、逆にK-POPできたリスナーがHIP-HOPは鮮度が命なんだな、そういう今を歌うみたいところに魅力を感じたり、番組の中で混ざり合ってさらにその前後の茨城放送の他番組のリスナーになってもらえるような流れ。そういったところを活かしてファンの獲得に結びついていけるのではないか。このような作り方をどんどんしてもらえたら嬉しい。

委員

 番組を聞いた端的な印象は、ローカル番組でありながらHIP-HOPの最先端に触れられるかっこいい番組。Trillさんの個性が大変光る番組で、今やローカル番組でもradikoで全国の番組を聞くことができるから、持って行き方では全国のHIP-HOPファンの間で話題になる、そんな可能性を秘めている番組だと思う。Trillさんの話が非常に熱く濃くて、HIP-HOPとは何かというような本質的な話もさりげなく盛り込まれていて、大変個性が光る番組だと思った。
 もっとこの個性を引き出すためには、J-POP、K-POPと切り離して独立させた方がいいのかと思ったりする。逆に濃い話を軽めの分野で挟んで中和させるという考えもあるだろうが、どちらがいいのか私にはよく分からない。分からないが今後の方向性の話だと思う。
 パーソナリティの蓑輪さんの事に委員の皆さん触れられているが、私も冒頭のテンポのいい話の中で身近な話題やスポーツの結果など、知りたい情報を盛り込んでいてとてもいい感じを受けた。エンディングのメールやTwitterを活用したリスナーとの双方向性のあるやり取りにも大変好感を持った。

委員

 新たに日曜夜の時間帯に移行したことで、休日の終わりをリラックスして過ごしてもらうとともに、元気な音楽を聴いて月曜日からの活動に向けて新たに気分も盛り上げていけるような親しみやすい番組になっている。
 J-POP、HIP-HOP、K-POPを聴かせる音楽番組として、パーソナリティのトークとリスナーからのメッセージを交え進めて行くというオーソドックスなスタイルでの進行だが、この番組の一番のポイントは、なんといってもHIP-HOPナビゲーターとして、選曲や曲の解説を行っている、音楽プロデューサーのTrill Dynastyさんの存在。
 Trill Dynastyさんは北茨城市の出身。最近の音楽活動、米国での活躍から県のいばらき大使も委嘱されていて、放送からは茨城県人としての親しみやすさが感じられた。HIP-HOPに対する深い知識、さらには、最新のHIP-HOPをリスナーに届けるという強い思いとこだわりの選曲で、他の音楽番組との違いが出ていて、とても良い起用だと思う。
 今後もこの番組ならではの特色を生かし、日曜の夜に楽しい時間を過ごせる音楽番組作りで、より多くのリスナーを獲得することを期待したい。

2022年05月31日

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