令和6年5月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和6年5月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

開催日時
令和6年5月31日(金)
AM10:31~AM11:28
開催場所
LuckyFM茨城放送本社3階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 小 西 俊 一 [ * ]
  • 鎌 田 賢 [ ・ ]
  • 樫 本 淳
  • 斎 藤 敦
  • 高 橋 美 紀
  • 永 塚 広 志
  • 松 橋 裕 子

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 報道広報事業部

    畑 中 一 也

  • 審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題
「週刊ニュースポ!」
2024年4月6日(土)19:00~20:00


委員からの意見

委員

 番組『週刊ニュースポ』について、まずはコメンテーターの古谷経衡さんへの高い評価とともに、「外からの視点」で語られる茨城へのコメントが自身も「移住者」としての感覚と共鳴した。特に、茨城の保守的な気質や地元の人が地元を知らないという文脈でのコメントに共感できた。
 また、ラジオというメディアならではの良さとして、識者の「頭の中」が音声でそのまま伝わってくる感覚に価値を感じて、番組全体の構成や進行についても「1時間があっという間」だった。
 一方で、現在のメディア全体にも共通する課題として、男女比のバランス、番組内における役割の構造(男性が識者、女性が聞き手)に対する違和感を持った。特に、アナウンサーの女性が「すごいですね」と驚くだけで終わってしまうような構図については、思考の深堀りの機会が乏しくなる可能性がある。
 さらに、地方局にありがちな「地元を卑下する」ような表現、または「東京がすごい」といった東京中心主義的な価値観の強調についても、番組の方向性としては再考の余地があると感じられた。茨城の知られざる良さを積極的に発信していく姿勢が重要であると思う。

委員

 番組『週刊ニュースポ』を通して、ニュースの一覧性の便利さだけでなく、それぞれのニュースの背景まで深く理解できる構成が非常に良かった。特に、コメンテーター古谷経衡さんによる解説は、素材の選び方や解説のわかりやすさが際立っていて、非常に納得感がある内容だった。
 例えば「ENEOSのポイント制度」や「コストコにガソリンスタンドがある理由」など、生活に身近でリスナーが共感しやすい話題を意識的に選んでいる姿勢に感心した。
 さらに、番組後半のゲストコーナーでは『月刊みと』の話題が取り上げられ、「これまで存在を知らなかったが、地域情報を知るうえで非常にお得感のあるコーナーだった」と感じた。県外から茨城に来られた立場からも、地元の魅力を発見するきっかけとして価値ある内容で、今後もプライベートで聴き続けたい番組だった。

委員

 先月の会議で「“へー”と思える発見があることが大事」との意見があったことを受け、今回の『週刊ニュースポ』を聴いてみたが、結果的には「へー」がたくさんあり、とても楽しく聴けた。
 特に印象に残ったのは、ENEOSのポイントやカード利用に関する話題で、日常的にポイントやマイレージを気にしている自分にとって、実用的で共感できる情報が多かった。また、日立の入社式での自由な服装の話もタイムリーで、自身の服装にも影響を与えるほど印象に残った。
 さらに『月刊みと』については、20年前に水戸へ来た際の記憶と比較しながら、50周年という長い歴史に驚いた。今では紙媒体としてしっかり存在感を取り戻していることに感動した。デジタル化の時代において紙媒体のみで継続しているという事実にも、「へー」という驚きがあった。

委員

 今回の放送では、ニュースを5本紹介する一覧形式の中で、最後のニュースがコメントなしでスルーした構成が逆に面白く感じられた。また、入社式の話題では古谷さんが歴史や起源まで掘り下げて解説していて、情報だけでなく「考え方」そのものが学べる、非常に知的な内容だった。
 日立製作所についても伝統的な硬い社風と採用活動における努力の両面が伝わり、古谷さんの分析から日本企業の文化的背景に対する理解が深まった。
 一方で、スポーツ情報ではチームの勝敗や対戦相手の扱いに慎重さを求めたい。誤った情報があると番組の信頼性に影響する可能性がある。
 『月刊みと』については存在を知ってはいたものの、今回の放送で改めてその継続と努力に関心を持った。紙媒体のアーカイブ性の意義と今後のデジタルとの両立については、引き続き考えていきたい。

委員

 番組冒頭でスポーツの試合結果の誤りがあり、また後半でも対戦相手の間違いがあった。スポーツの勝敗情報は誤報が許されない内容であり、経緯の精査と再発防止の徹底が必要という指摘をしたい。
 一方で、『週刊ニュースポ!』は以前から楽しみにしている番組のひとつで、古谷さんと柴田さんのやりとりも年数を重ねてこなれてきていて、聴いていて心地よい。冒頭のフリートークや軽妙なやりとりからも、番組の雰囲気の良さが伝わる。
 また、茨城に特化したローカルニュースを扱いつつ、それを古谷さんが独自の視点で深掘りしていくスタイルが非常に有意義で、キー局では扱われない情報がリスナーにとって貴重な知見になる構成だと思う。
 最後に、『月刊みと』を取り上げたゲストコーナーで、2万5千部という発行部数には驚いた。地域密着のメディアに光を当てる企画も番組のコンセプトに合っていて、今後のゲストコーナーにも期待したい。

委員

 今回の音源で初めて『週刊ニュースポ!』を聴いたが、番組構成の完成度が高く、内容も非常に充実していた。特にコメンテーターの古谷経衡さんについては、全国的に著名な評論家であり、冠番組としても成立するレベルの話術と安定感があった。
 ニュースランキングでは、茨城に根ざした話題(例:「あまや座」、「TX沿線の小中学校」、「証券会社の支店開設」など)が多く取り上げられ、県内の動向を把握する上で非常に有用な内容だった。
 また、ゲストコーナー「旬な人に聞きたい」では、『月刊みと』の編集長が登場し、有料で50年続けてきた背景や苦労が語られた点について、地元誌としての存在感と信頼性を改めて感じた。
 一方で、コメンテーターのコメント内容については、全国メディアで活躍する方らしい一般論的なコメントが多く、地元民としてはもう少し地域の背景を踏まえた深いコメントが欲しかった。
総じて、茨城の地域性を押さえたニュース構成と、安定した進行・対話の質の高さを備えた番組で、継続的に聴いていきたいと思えた。

委員

 今回『週刊ニュースポ!』を初めて聴いたが、ニュースランキングの構成が非常にわかりやすく、平日にニュースをチェックできない人にとって有益な内容であった。
 コメンテーターの古谷経衡さんについては、茨城にある程度のゆかりがある外部の方がコメントするスタイルが、内向きになりがちな県民性に対して良い刺激になると思う。ローカルな話題(例:ENEOS牛久のスタンド)からスタートしつつも、全国・国際情勢への広がりを見せるコメントがあって、視野が広がるような構成が印象的だった。
 また、ゲストコーナー「旬な人に聞きたい」では、『月刊みと』の紙媒体としての取り組みや広告営業の苦労など、デジタル時代における紙メディアの存在意義に改めて注目できた。一方で、掲載店舗の選定理由や裏話、取材の裏側などがもっと掘り下げられていれば、さらに面白かったのではないか。
 番組の放送時間は家族と過ごす時間帯と重なるため、リアルタイムでの聴取が難しい層も多いのではないか。radikoなどの活用はあるものの、編成時間の再検討でリスナー層がさらに広がる可能性があると感じた。

2024年06月30日

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