令和6年3月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和6年3月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

開催日時
令和6年3月26日(火)
AM10:35~AM11:38
開催場所
LuckyFM茨城放送本社3階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 渋 谷 照 夫 [ * ]
  • 小 西 俊 一 [ ・ ]
  • 鎌 田 賢
  • 菊 池 康 弘
  • 斎 藤 敦
  • 鷲 田 美 加

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題
「開局60周年記念『ヤバ還ラジオ』」
2024年2月18日(日)9:30~14:55放送

委員からの意見

委員

 音源はスペシャルゲストのトークコーナーが中心で、私が一番ラジオを聞いてた時期が1980年前後、中学生と高校生の頃だったけれども、まさにこのレジェンドの皆さんが活躍してたドンピシャリの時期だったので話がほぼ分かった。亀宗のCMも本当に懐かしく、掛け合いの再現も本当に懐かしいの一言につきた。
 番組自体も同窓会のようなノリで進行していて、そこに自分が加わってるような感覚で非常に楽しく聞けた。
 今と違い個人情報や不適切発言など、いろいろ気を使わなければならない時代に比べ、非常に自由な気風の中で放送していた方達なのだろうというのを感じるトークだった。もちろん今の時代にもあった内容だとは思うけれども、そういう時代だったんだろうという印象を強く受けた。   
 配布された資料で番組全体を見ると、60年が全て詰まったような番組。IBSの歴史がわかるコーナー、別な時期に聞いてたというリスナーにもマッチしたコーナーが設けられ、各年代を通して楽しめる番組だった。
 公開生放送ということでリスナーの笑い声も入っていたり、非常にリスナーとの距離の近さを感じられた。

委員

 大変楽しく聞けた。開局60周年を迎えたということ、それが一つの節目でもあり、おめでたいこと。それを記念して自局で5時間半の生放送をしたこにすごい意味があると思う。
 昔の話を面白おかしく今でも話していて、知らない人も楽しめて聞けるような話だった。知ってるところはまた面白く、自分が知ってる人のエピソードだと茨城放送をずっと聞いていたあるいは昔聞いてた人にとっても自分の思い出などに触れる機会になった番組だったと思う。
 タイトルの「ヤバ還ラジオ」について、特に資料では説明がなく還暦にかけた形だと思うけれども、型にはまりすぎないレジェンドコーナーでは80年代のノリでやってみようというチャレンジングな試みでもあったと思う。それを笑いに変えてできたのは偏に皆さんのトークのスキルや積み重ねによるところだと思う。話が脱線してどこかへ行きかけてるのをなんとなくこの辺で止めとかないとまずいという空気感を感じて、うまく切り替えて先に進めていたのは、プロ同士の集まりでやっていた番組だったと思う。
 昔、水戸駅前に有名な歌手が来てたことも正直知らなかったし、それにまつわるエピソードもすごく興味深く聞けた。
 今後70周年、80周年と迎えた時にこういう番組ができたら最高だと思う。

委員

 レジェンドゲストのトークパートでは、ベテラン勢のキャラクターとトークが輝いたのは期待どおりだった。何十年の時を経てのリスナーからの投稿によるエピソード披露を交え、令和ではコンプライアンス的にアウトな話題も、その時代のオリジナル表現を尊重してさわやかに紹介していた。
 他の委員からも発言あったように知ってることと知ってないことがまぜこぜになっていて、知っていないことは新しく知れるという風にうまく構成され説明が自然に入ってきて楽しく聞けた。
 コンプライアンス的にアウトの話。時代というだけではなく、なにか心が温まるようなエピソードになっていて楽しかった。
 亀宗のコーナーは上手だった。なつかしいCMソング2種で会場を温めた上で、やや危ない文面の長編CMスクリプトをバロンさんと煙山さんが現代的に再現し、続くオリジナル音源での答え合わせで楽しませてもらった。バロンさんが土曜日やっているコーナーの延長かと思ったけれども、この答え合わせがあることでもものすごく恥ずかしく、恥かしさをブーストして最高だった。

委員

 大変楽しく聞けた。冒頭、阿部さん、渡辺さんの二人のテンションの高さにこの後どうなるか、想像に余りある状態だった。野村さん、遠藤さん、古瀬さん、本当にレジェンドと言われる方々が勢ぞろいし、アナウンサーが集まるとこんなにも賑やかになるのかと思いながら、この顔ぶれでなければという絶妙なパワーバランスの中で話が繰り広げられた。
 後に有名になった歌手が来た話、リスナーとのスキー旅行の話、裏話も交えながら当時OKだった発言がある度、阿部さんがテレビ番組のテロップのように「これ1980年代の話です。今令和ですので」などといちいち断っていた。それが笑いのツボをついて楽しかった。 
 他の委員からもあったが、亀宗のCMが心に響きすぎた。また生の亀宗、本当に素晴らしかった。
 大切だと改めて思ったことが3点。まず1つは局の中ではなく、外に出かけて街の中で人と交流することは大事だと思った。今後もぜひスタジオから今まで以上に街に出ていってほしい。
 2つ目が出演者やスタッフが楽しく働いている、放送を作っていることが外に滲み出ているのを感じた。70周年、80周年もこういう機会を作って、中の様子も時々見せてもらえたら嬉しいと思う。
 3点目は「継続は力」ということ。70年、80年ますます地元の方に愛されて年を重ねてもらえたらと思う。

委員

 1963年4月1日の開局から令和5年で60周年。還暦を迎えた茨城放送を記念して開催されたイベント「ヤバいぜ!還暦!LuckyFMラジオまつり」の中で行われた公開生放送「ヤバ還ラジオ」。
 「阿部重典の元気マーケット」では、久々に聴いたタイトルコールが懐かしすぎるとともに、まさかの阿部社長自らがパーソナリティとなり、茨城放送のOB・OGをスペシャルゲストとして迎えるという、往年のリスナーにはさぞかし嬉しすぎる企画だったのではないか。
 会場の皆さんも、当時を思い浮かべて楽しんでいる様子が伺え、これでは公開生放送の収録の時間が押してしまうのも無理はないと思う。
 お便り紹介のコーナーでは、リスナーが選ぶ茨城放送メモリートップスリーを紹介。そこでもまた、会場の皆さんと一緒になって昔話に大いに花が咲くという、この一体感は聴いていてとても気持ちよく、これまで築き上げてきた茨城放送とリスナーとの強く深い絆を感じた。
 歴史を振り返るコーナーでは、ラジオで流れていたCMが披露され、つい口ずさんでしまう心に残るメロディーだったことを思い出した。
 次は「古稀」を目標に、世代を超えて多くのリスナーに愛される素晴らしい番組を提供し続ける放送局になっていくことを大いに期待したい。

委員

 今回のテーマである開局60周年記念の「ヤバ還ラジオ」、是非現場に行かなくてはいけないと思い駆けつけた。会場に着いたのがちょうど11時。阿部社長が司会を始めたところだった。
 まず最初に驚いたのは天気が良かった。それから集まった人の多さに驚いた。狭い会場にあれだけの人が集まったのに驚き、その熱気がすごかった。それぞれの世代の人たちそれぞれが茨城放送との関わりがあり、皆さん実に楽しそうに懐かしそうに反応していて、熱狂的な茨城放送のファンがいるということに感心した。
 私も迷惑をかけながら茨城放送にお世話になってきたけれども、この60年の集まりを見てこの未来は明るいなと思った。

2024年04月30日

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