令和5年7月度 茨城放送番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和5年7月度 茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時
令和5年8月1日(火)
AM10:35~AM11:31
開催場所
茨城放送本社3階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 渋 谷 照 夫 [ * ]
  • 小 西 俊 一 [ ・ ]
  • 樫 本 淳
  • 鎌 田 賢
  • 菊 池 康 弘
  • 斎 藤 敦
  • 鷲 田 美 加

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題
「 Lucky Fesスペシャル番組 Lucky Space ON AIR 」
2023年7月17日(月・祝) 15:00~15:58 生放送

委員からの意見

委員

 まずこのフェス自体がすごいなという印象。地方からこれだけのコンテンツを送り出せることを想像していなかった。これだけのアーティストのスケジュールを抑えることができたことにシンプルに驚いた。
 Abema TVでも相当力入れて中継して全国に発信していた。イベント自体が本当にすばらしかった。
 番組の方は相川七瀬さんや湘南乃風、我々世代にはど真ん中なアーティストが出ていてすごく楽しかった。逆に会場にいる若い人はついていけたのか少し心配。番組で一番印象に残ったのは山口さん。しんどかった部活を湘南乃風を聞いてがんばれたなど、自分の思いを凄く織り交ぜてインタビューしたのが印象的だった。
 テレビほどかしこまらず、You Tube や SNS ほど砕けすぎず、ほどよい主観の入れ方がラジオの魅力だと再認識した。
 希望としては水戸市内に常設でラジオの公開スペースがあるといいと思う。一つ核になる存在、なれるコンテンツだと思う。

委員

 Lucky Fes自体2年目にしてこれだけ大々的に開催できた点がまずもって素晴らしい。アーティスト数はもちろん、ビッグネームの方もいて、この3日間すごく盛り上がったと聞いていたので、大盛況のうちに終わってまずは良かった。
 番組自体はちょうど1時間の枠でゲストを呼んで、レポーターがインタビューしてそれ自体は普通の音楽番組だったが、パーソナリティやレポーターも盛り上がってテンション上がってる感じがすごく伝わってきて、フェスの音が入ってきてるわけではないが、雰囲気が伝わってくるような番組だった。
 ただラジオを聞くだけでは1時間だと正直もの足りない。けれどそれだけ番組の中身が濃かったからか、その裏返しかとも思う。
 来年以降もフェス自体がまたあるだろうし、ラジオのコンテンツと連動していけるところがあれば、また楽しみだと思った。

委員

 なんと言っても生放送が良かった。緊張感が伝わってくる。山口あやさんも「緊張した」と言いながらも、大変見事にパーソナリティの1時間を務めたことが聞いててよくわかる。
 山口さんと煙山さんは「HAPPYパンチ!」を担当していて、大変早口で話題の豊富な人だと感じていた。その割にはリスナーを置いてかず、インタビューもきちっとしていた。
 後半、湘南乃風のインタビューが大変聞きやすかった。他の委員からも発言あったが、山口あやさんが自分の体験で試合に負けて落ち込んでたところを湘南乃風の歌で大変励まされた。個人的な話をあまりするとリスナーは少ししらけるところがあるけれどもそういうことはなく、若旦那が「自分たちは勝者よりも負けた人たちへのイメージソングとして歌っているので、その話嬉しいですよ」と答えていた。山口さんのインタビューが聞きやすかったので、全体的に大変いい流れだった。

委員

 茨城放送主催イベントの公開番組でLucky Fesとのコラボ。それならではの番組。これはLucky Fesが続く限りこういう番組続けて欲しい。
 他の委員の発言同様、非常に生放送なのに落ち着いて聞ける、まとまった番組に仕上がっていた。
 Lucky Spaceは比較的静かな部分にあったのか。現地で感じた熱気だとか、ざわついた感じとか、雑然とした感じがこの1時間の中ではあまり感じられなかった。もっとこんなに盛り上がってるという感じがあっても良かったかなという気がしたぐらいで、別に悪い点ではない。
 おそらく今回の人出だと今のスペースでは限界に近い広さかと感じた。あまり規模を求めずに個性や地方から発信する意味など、そういうものも重視してほしい。おそらく大きくなればいろんないいこともあると思うけれども、失うものもおそらくあると思う。もちろんその辺も十分考えていると思うけれども、非常にいいフェスだと感じたので、こういう形を維持してほしい。
 番組自体は悪い点を見つけにくいというか、ケチのつけようがない。非常にいい番組だった。

委員

 まず、このLucky Fesに関してロックフェスの会場変更に伴って、「茨城からフェスの灯を消すな」 という盛り上がりで開催を昨年したと思うが、打ち上げ花火で終わるのではなく継続して今年も開催したことに興奮気味に見ていた。
 番組はとても楽しく聞けた。通常の番組でも SNS を活用して、ゲストとのやり取り、リスナーとの双方向のやり取りを進めていると思うが、今回そこにさらにフェスの参加者とのやり取りも加わり、トリプル交流会のような立体的な・双方向のやり取りが行われていた。しかも会場の参加者はもちろん、ゲストもそしてリスナーも誰も置いてきぼりにしない作り方が丁寧で好印象を受けた。
 山口あやさんが自分を素直に出しつつ、ゲストの懐に飛び込んで話を聞き出すのがすごく上手で、質問の内容もすごく良かった。相川七瀬さんそれから湘南乃風の若旦那さんとのやり取りで、相川七瀬さんと茨城との縁や大学生ライフの話の中で、彼女のチャレンジ精神みたいなものを上手に引き出していて、興奮しながらもきちんと聞くところを聞き出していた。
 また、若旦那さんの貫禄とか優しさとがすごくにじみ出ていて、山口さんの高校生時代の部活体験と重なりながら湘南乃風さんの歌というのが、勝者ではなく負けた人が立ち上がるためという、そういう思いで作られていたという話が重なり合って、やはり体験に基づくメッセージには訴求力があるなと感じた。
 山口さんが本当にご自身の気持ちを素直に出されていて、それが全く嫌味なく受け取れて、その雰囲気というのはすごく良かった。
 また会場内のレポートで、煙山ゆうさんの食の表現がとっても上手だった。もっとこの会場内レポートを聞きたくなった。
 全体を通して、Lucky Fesに行けた方も楽しめるし、Lucky Fesに行けなかったけどラジオ聞いてる人も会場の様子を感じられる、行けなくても感じられるし、行ったらもっとつながれるというのは本当に素敵だと思う。そして、Lucky Fesの良さがしっかりとリスナーに伝わっていたと思う。
 山口あやさんがたくさんの方の支えがあってこそ、このLucky Fesが開催できているということ再三伝えていて、本当に愛情と感謝が番組全体からにじみでていた素敵な番組だと思った。

委員

 今回の番組は、LuckyFes会場での公開生放送ということで、現場の熱気など臨場感を感じさせてもらえる期待感を持って聴いた。公開生放送は、フェスの主催者であるラジオ局としてふさわしい企画であるし、当日会場に行けなかったファンに、来年の参加を促す効果が期待できるなど、良い試みであることは間違いない。
 出演後のアーティストと出演前のアーティストをゲストに迎えたトークの構成もメリハリがあり、ファンの方々の関心を大いに高め、フェスの盛り上げに一役買っていた。相川七瀬さんの水郷PR大使の話や、湘南乃風の若旦那さんの優しくかつユーモラスのある話を引き出したパーソナリティも非常に良かった。
 強いて言えば、演奏後のコメントが1グループのみであったので、地元出身アーティストをはじめ、多くの声を聞きたかったと感じた。また、オンエアした曲もLive演奏を流すことが出来ればより臨場感を演出できたのではないか。
 Lucky Fesは、LIVE×ラジオ×SNS等のコラボレーションを積極的に打ち出し、茨城放送のキラーコンテンツとして、来年以降も一層盛り上がっていくことを期待したい。

委員

 初めにLukcy Fesの拡大と盛況おめでとうございます。番組の流れは、ゲストのインタビュー、楽曲紹介、場内レポート、インタビュー録音で構成されていた。
 パーソナリティの山口さんとレポーターを務めた煙山さんのトークには若いのに勢いも安定感もあった。
 ゲストのインタビューでは、ステージを終えた相川さん、これから大トリを務める湘南乃風の若旦那さんの人柄を引き出していた。湘南乃風については、ファンである山口さんのバレー部時代のエピソードに話が及んだが、決してリスナーを置いていくことはなく、むしろファン以外にもアーティストの魅力を伝えることに成功していた。
 フェス会場外の一般リスナーとしては「なんか楽しそうだな、ひたちなかでフェスが実施されていて誇らしいな」と感じることができた番組だった。

2023年08月31日

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