令和4年2月度 茨城放送番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和4年2月度 茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時
令和4年2月20日(月)
AM10:31~AM11:45
開催場所
茨城放送本社3階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 渋 谷 照 夫 [ * ]
  • 小 西 俊 一 [ ・ ]
  • 池 田 敦 彦
  • 鎌 田 賢
  • 菊 池 康 弘
  • 柴 田 敦
  • 鷲 田 美 加

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 番組審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題
「 特別番組 二大花火競技大会『土浦』『大曲』夢の競演!! 」
令和4年2月11日(金・祝)17:50~18:45放送

委員からの意見

委員

 番組を楽しく聴けた。音源のみで聴いた後、You Tubeでの動画と一緒に見た上での感想をいえば、このコラボレーションに新しさ、可能性を感じた。
 コロナによる放送の新しいカタチだと思うし、裾野が広がっていくのを感じた。花火の解説も分かりやすく、想像力が掻き立てられた。
 質問として、ラジオでの花火中継には前例があるのか。また、映像チームはどのような態勢で臨んだのか。合わせて教えてほしい。

委員

 大変前向きな気持ちになれた番組だった。花火というラジオで扱うのには素材として容易ではないと思うが、これまで重ねてきた実績が活かされているのを感じた。この番組を聴いて癒しを得たリスナーは少なくないと思った。
 花火の実況についても、好感が持てた。ゲストの市長の話も大変興味深く聴け、解説や裏話的なこともとても興味深く聴けた。新たな可能性を感じる好企画だと感じた。

委員

 茨城放送の花火中継にいい意味で慣れが出て来てると感じた。実況の二人の表現が進化している。上さんも今さんも、表現については相当研究したのではないか。二人の息が合っているのを感じる。You Tubeも見たが大変良くできていた。
 ゲストの解説も大変タイミングが良かった。第100回を迎える3年後の大会についての市長のコメントを聴いて、次が楽しみになった。

委員

 土浦の花火大会は地元土浦は勿論、茨城の誇りだと思う。実況を担当した上さんと今さんのコンビは素晴らしかった。時間の経過に伴ってだんだんと盛り上がり、上手い掛け合いに心地良いリズム感を得られた。
 安藤市長の解説を聴いて、元気を取り戻すきっかけになった。小松副会頭が個々の花火についてそれぞれコンセプトを説明したことによって、花火全体を想像しながら聴くことが出来た。
 質問として、花火の実況において行った配慮や工夫があれば是非教えてほしい。

委員

 茨城放送が2000年から取り組んできた花火大会の実況中継をこれまでも聴いてきたが、今回はこれまでのものに比べ隔世の感があった。成熟ということを感じる実況だった。他の委員からも指摘があったが、実況を担当した二人の技術が向上しているのが感じられ、音声だけでもその花火がどのようなものか瞬時に分かるほどだった。

委員

 最初にYouTubeのアーカイブを見て、それからラジオの音源を聞いた。映像と放送をセットで視聴すると、花火が素早く複雑に色や形を変えるので、さすがに実況が追いついてないと思ったが、放送音源だけを聴けば実況と打ち上げ花火の音から現場の様子を想像することができ、全く違和感なく楽しめた。
 上さんと今さんは、ラジオの向こうのリスナーに伝わる速度で、敢えて要点を絞って話していると感じた。花火を見て追いかけるように要点を実況し、花火の発射音や開花音がちょうどよく遅れてマイクに届いて実況に重なりながら大音量で鳴るように狙って話されていたのかもしれない。
 番組構成に合わせたゲストの土浦市長の話、大曲商工会議所副会頭の解説も上手だった。花火を楽しみつつ伝統工芸を守る花火業者の思いを感じることができた。

委員

 今回は、花火大会の中継番組ということで、果たして音声でどこまで花火大会を実況できるのか、大変興味を持った。
 今回の企画は、コロナ禍で土浦花火大会が中止されてきた中、「土浦」と「大曲」という日本を代表する花火競技大会の競演を実況するというダイナミックなもので、双方から大会関係者をゲストに迎え、花火大会にまつわる話などを紹介しながら、花火大会の臨場感を出していくという番組だった。
 花火の実況については、花火の形や大きさ、色の変化などについて、感想も交えて細かく伝えていて、花火の大きな音も相まって、花火の様子が映像として想像でき、花火の壮麗さが十分に伝わった。MC二人の喋りや大曲の小松さんの語り口が心地よく、とても興味深かった。
 2018年からYou Tubeでの同時配信を行っているということは、うまくニーズに対応していると思う。
 情報発信手段が多様化している中、それぞれの媒体の特徴を活かしながら発信する、いわゆるクロスメディアとしての茨城放送の役割と取組みに、今後メディアとしての可能性を感じさせる番組だった。

2022年03月31日

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