令和3年6月度 茨城放送番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和3年6月度 茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時
令和3年6月25日(金)
AM10:35~AM11:41
開催場所
茨城放送本社3階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 渋 谷 照 夫 [ * ]
  • 小 西 俊 一 [ ・ ]
  • 池 田 敦 彦
  • 鎌 田 賢
  • 菊 池 康 弘
  • 柴 田 敦

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • ディレクター

    鹿 原 徳 夫

  • 番組審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題
「マサ&ナッキーのバイクライフ」
令和3年5月22日(土)20:30~21:00放送

委員からの意見

委員

 大変面白く聴いた。先月のプロレスに続きニッチトップのテーマ。総論で言えば、ゆるさがとても心地よかった。マサさんとナッキーさんの話術、おしゃべりがおもしろいという感じ。私もその輪の中にいて、ファミレスや居酒屋でグダグダと喋っているかのような印象。バイクのテーマに限らず、この二人の技術や人柄も含め魅力的だと思う。そのゆるさ、身近さ、親しみやすさが全編にあって、とても好感の持てる番組だった。
 沖縄の話題。全国区の観光地として、一気にリスナーが引き付けられたと思う。あえて茨城にこだわらず、沖縄という全国区、しかもみんなが行きたいと思うようなところを引き合いに出して、現地の方に話を聴いたことは良かった。このトークも非常にマサさん、ナッキーさんの引き出し方がとても上手だった。日焼け対策や潮風がかなりあたるなど、実はとってもテクニカルに、臨場感を引き出している。行ったことがあるリスナーも多いと思うし、沖縄の状況を目に浮かべながら聴いたのではないか。
 ニッチトップというテーマであれば、エンジンオイルのテーマで聴いてみたいと思った。きっと微に入り、すごくマニアックなトークが展開されているのであろう。バイクのカブの話も少し突っ込んで聞けて面白かった。マニア過ぎて笑ってしまう。多くのマニアではないリスナーにとっては、実は面白かったりする。もしかしたら今回聴きやすい回で、専門的でない、ツッコミすぎない回だったかもしれない。エンジンオイルの話、聞いてみたいと思った。

委員

 異色なところを目指していく、方向性としては歓迎すべき話だと思う。この手の番組の面白さは、ものすごく専門知識を持っている人だけで盛り上がっている。そこから、あまり知識がない人にも面白さを伝えていく。知識がない人からすれば、なぜこの人たちはこんなことで盛り上がっているんだろう。そこが面白い。そういう連鎖の中で、面白さが繋がっていくと思う。パーソナリティー二人の中でそういったところも完結していて、バイクにあまりなじみがない人にとっても、聴きやすいような番組になっていると思う。コミュニティFMで元々やられてたというところもあるかと思うが、そこは息があってるというか普通にその辺のおしゃべりが電波にのってるような感じで聞けて、すごく聴きやすかった。
 今回は沖縄のツーリング事情、バイクに興味がない人でも興味が持てる、そういったテーマだったかもしれない。本当にバイクに興味を持っている人にとって、自分たちしか知らない世界が電波にのって流れてくることはどこか心地いい。今回は、そのような話は出てこなかったが、優越感に浸るわけではないが、そういうところを刺激するような仕掛けが毎回、1番組ひとつくらい出てくると、バイク好きな人にとっては毎週楽しみになるような番組になるのではないか。
 すごく専門知識を持っているリスナーにとって、俺たちしかわからないことが1つ2つ出てくるとより専門性が際立って、いい番組になっていくのかなと感じる。期待できる番組だと思う。

委員

 小さなエリアのところから、いろんな繋がりで番組が出てくるのは面白い。それから、ニッチトップというところで、前回プロレス、今回バイクということで、茨城放送がこういうところを目指してるのだなというのが何となく分かってきた感じ。番組的にはリラックスして聞けた。
 マサさんのしゃべりが茨城弁であったり、ナッキーさんがまだ免許を取りに行けてない話から始まり、導入部分も少しズッコケたような感じで入れたのが心地よかったと思う。
 後半に沖縄のツーリング事情という話題、季節的にも非常にいい時期だったと思う。今コロナ禍で行けないところもあると思うが、沖縄の風景を思い浮かべながら聴けた。
 資料の中で、随分掘り下げて番組の内容が進むとあったので、実はそういうところにすごく私も興味を持っていた。今回はそういうところがなかったので、ちょっと聞きたかった。逆に誰でも聴いていて趣旨理解しながら、バイクに興味がない方でも聴けるような内容になっていたのかなと感じた。
 今後、マサさんも世界的なロードレーサーということで、レースの状況や参戦の感想、そのような話も聞けることを期待したい。また、ナッキーさんがバイクの免許をどのように取っていくのか、最初のツーリングはどこに行くのかと、今後に期待できるような内容だったと思う。是非最初のツーリングは県内のどこか景勝地を回ってほしいと思う。

委員

 お話が上手なバイクレーサーとお話が上手で声もキレイなお姉さんとで展開されていて、楽しく聴けた。皆さん声の質を選ばれているのか、沖縄の宜野座さんの音声、キレイさが際立ってるような印象を持った。番組全体通して音がキレイで、音楽も軽快だった。全体に個人として今まで聴いてきたいくつかの番組の中でも、音がキレイという印象を持った。
 他の委員からもあるようにワイドレンジで構えた、楽しめるように設計された番組だった。妄想して楽しむという人も連れてってくれるような設定になっていると思う。
 休日等、茨城県内ドライブで走っていると、ツーリングのバイク軍団によく出逢う。本当に楽しそう。その人たちがどう考えてるのか、私達のような一般人が少し損したくらいことを教えてもらえるとうれしいと思う。
 沖縄に行かなくても、地元のバイクショップの方に話を聞くだけでも行った気になれる。上手な設定と思った。

委員

 大森雅俊さんと大畠なつきさん、マサとナッキーさんの話のテンポの良さ、これは絶妙。これは練習しても中々できないと思う。世界的な活躍をしてるプロのレーサー、この人は考えられないくらい庶民的なしゃべり方で、茨城弁の良さを感じた。
 30分の番組というのは番組としては長いと思うが、この番組は短く感じた。これも構成の上手さと思う。インタビューゲストを1名入れて、曲を2曲入れて、聴いてて心地よかった。あっという間に30分が過ぎるような構成の上手さを感じた。
 沖縄がさっと出てくるのも、上手いと思う。名護市辺戸岬とか言われると、そこの光景が目に浮かんできて、バイクでなくても親しみが持てる。心地良い話題を出してくれたと思った。

委員

 バイク愛好家は、オープニングのエンジン音を聞いただけで胸が高鳴るのであろう。ニッチトップな番組を目指していて、バイクに詳しくない一般のリスナーも土曜の夜に気軽に聞ける楽しい構成で好感を持った。
 前半はパーソナリティーのマサさんとナッキーさんが、テンポ良くトークを展開。バイク人気が高まっており、教習所が混雑しナッキーさんは免許取得の見通しが立っていないこと、コロナ禍の下、自宅で過ごす時間が増えたマサさんが、ドラマを見たり自らの人生プランを考えたりしている現状について語っていて、世相も反映した大変面白い内容だった。仲間うちだけで盛り上がるようなこともなく、話題が提供されていた。
 後半は沖縄のバイクショップ経営者のインタビュー。年間を通してライダーが多く、きれいな海を眺めながらのバイク走行は気持ちがいいといった話を聞き、リスナーは想像力を働かせながら南国のツーリングを疑似体験できたと思う。
 インタビューの冒頭に、鹿原ディレクターがサプライズとして、さりげなく登場するという〝演出〟も絶妙だった。
 30分番組で2曲がかかり、トークの時間とのバランスもとれていた。あっという間に放送が終わり、もっと聞いてみたいという気持ちになった。
 今回は一般リスナーにも分かりやすい話題だったのかもしれないが、マニアックなテーマにもさらに踏み込んで「熱く、面白く、自由に語る」番組作りを期待したい。

2021年07月31日

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