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番組審議会議事録概要

令和元年10月度 茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時
令和元年10月31日(木)AM10:30~PM12:00
開催場所
茨城放送本社5階会議室
委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]
  • 渋 谷 照 夫 [*]
  • 米 倉 達 広 [・]
  • 川 股 圭 之
  • 小 西 俊 一
  • 蛭 牟 田 繁
  • 鷲 田 美 加
茨城放送出席者
  • 取締役編成局長

    阿 部 重 典

  • 編成局次長

    宮 田 浩 二

議題
『ニュースなニューズ』シリーズ「茨城国体、応援が力になる」(全3回)
  令和元年10月2日(水)、4日(金)、7日(月)
  毎回17:33ごろから6分程度
委員からの意見

委員

今回は45年ぶりの開催となった茨城国体に関し、実際に開催となった時にどのぐらい他県の人たちや、地元茨城の県民の人達には、ホットな情報が届くのかなということに非常に関心を持っていた。朝や晩のIBSのニュースで国体の情報を知った。
菊地真衣アナウンサーは、非常にスポーツの好きのイメージ。ハキハキして行動派なイメージ。キャスティング的にはぴったりかと。取り上げたスポーツが自転車、馬術、弓道ということ、それほどメジャーではない、サッカーや野球やラグビーや陸上とかメジャーなスポーツではなくて、ややこのマイナーな馴染みの少ないスポーツを、おそらく意図的に取り上げたと思った。この企画の意図が非常に良く感じられた。
その中でも特にその自転車競技では本当に一般の人達の目線で取材していた感じがすごく伝わってきて、いい意味でアマチュアリズムを感じられた。それから、取材の中で応援の声がよく届いていてすごく意図的。ライブ感も一緒にそこにいる感じがした。熱のこもった応援、それから、会場の臨場感、そして勝った負けたという感じ、悲喜こもごもなイメージが伝わった。
私がすごく感動したのは2番目の那珂市の水戸農業高校の馬術競技。ボランティアの女子の高校3年生が「選手の方が来たら『お疲れ様でした』と声かけるようにしてます。私たちは、食事でしかおもてなしができないので、選手の方が少しでもその気が楽になるように努めていると」。これはもう本当に感動した。高校3年生がよくこういうことを、今言えるなと。本当に感動した。この高校生の人たちの質の良さっていうのもあると思うが、その意識の高い高校3年生が45年ぶりの国体にかける思いと、日本全国からいろんな選手が集まってきて、そこでみんな一生懸命競い合うんだというところに、思わずこちらの胸が詰まった。中島悠介監督は斉藤選手について、「最終日で皇后杯が千葉県に2点差で負けていた状況で、演技中から目頭が熱くなるような演技を見せて頂いた」と監督自らがそういうメッセージを伝えていて、本当に意図しない感動というかそういうものがすごく伝わってきた。この特にその馬術競技の取材に関してはもう本当に感動した。
最後の弓道の競技。我々にあまり馴染みのないスポーツなので、ちょっとその豆知識的なところをいくつか紹介していた。「みなあたる」と書いて『皆中』。『皆中』の時にはすごく盛り上がるけれども、それ以外はすごく静かにしてなくてはいけない。弓道競技はなかなか我々が見る機会ないので、勉強もさせて頂きながら聴かして頂いたという感じだった。
この企画の裏側には、茨城放送が裏方、「チーム茨城」という全体のチームの裏方に徹してくれていると。まさにこのようなメディアがあって今回の国体が成功したのだと感じた。
それから、なんといってもメジャースポーツにはない感じ。スタッフ、選手、ボランティアが一体となって作り上げている手作り感がすごくよく伝わってきた。特にここをこうすべきだという点は、私は今回の件に関しては見当たらなかった。本当にこういう丁寧な番組作りを、これからも続けてほしいなと思った。

委員

国体の成功に向け県民への啓蒙活動はもちろん、今回ニュースの枠の中でもこのような取り上げ方をしていただいた。機運醸成に繋がったことが非常に大きかったし、県の方でも非常にありがたかった。残念だったが、台風19号により障碍者スポーツ大会が急遽中止となったが、国体は天皇杯皇后杯いずれも獲得して成功裡に幕を閉じることできたのも、茨城放送はじめマスコミ各社の取り上げ方で十分に県民の方に浸透したのかと感じている。
今回の番組の中でも触れられていた、例えば自分の親戚とか知り合いの子が出るところの演技を見に行くという方々も多かった。地元でそのスポーツの種目そのものにあんまり興味はないが、近くで開かれているので家族で出て見に行きました。意外にそういう声が非常に多かったなということも裏返してみると、このような放送を通じてちょっと行ってみようかというきっかけになったのではと感じた。
放送内容は6分から7分程度の理解しやすく手短に聞ける時間配分だった。レポートした菊地アナウンサーのレポート力、テンポよく耳に入って、競技の概要、会場の実況、観戦者のインタビュー、運営スタッフ、ボランティア、選手などのインタビューをまんべんなく取り上げていた。ここは絶対負けられない、必死に演技しなくてはいけない部分そこに合わせて、大きい声援は駄目だけど気合の声ですとか拍手ですとか意外だったのは、その会場の外れた時のはぁーって言うとため息そのものも選手によって改めて気合が入るって感じる方がいるとかそういうのが、あの非常に勉強になった。
私も一番感動したな馬術競技の皇后杯とれるかどうかのプレッシャーの中で、選手の思いあるいは監督の見守る思いの部分が、一番高校生の中では感動した。天皇杯皇后杯、去年の結果では取れないかもしれない、茨城は無理じゃないかと言われた中のみんな選手の抱えるプレッシャーを改めて感じた。構成者の狙いだと思うが、あえて馴染みのない競技選んだからこそ、聞く側も緊張感もって、興味深く聞けた。制作の意図がうまく伝わったのではと感じた。

委員

今回、茨城国体の成功にあたっては、やはり地域全体・茨城全体の機運の上昇をどうやって行くかどう温めていくかと、すごく重要だったと思った。特集だけでなく、通常のニュースの中でも度々取り上げて機運を上昇させて、そういう空気を醸成していった。茨城放送に感謝したい。
この番組について、取材力はとにかく素晴らしいと思った。インタビューに答える年代層が選手の親御さんから、祖父が競輪選手だったお孫さんとか、あるいは元弓道部だった母親と2歳児が旦那さんも一緒に参加していたり、様々な世代の方にインタビューを様々な立場の方にしていて、また皆さんのコメントが素晴らしく、茨城とかそういうことではなく、みんなに頑張って欲しいとか、あの子供達のコメント本当に素晴らしかった。それを聞くだけで、何か温かい気持ちになった。
学校の先生のインタビューの中でも「取手ってこんないいところ、こんなに良い所に住んでいる、郷土愛を持って欲しい、育んでほしい」とあった。この国体を機に私も茨城ってすごいなと、そのような郷土愛を育むという面でも全体を通して県内県外在住者、選手、観客あるいはリスナーも含めてそのような枠を全て取っ払った交流の場にこの放送がなっていたように感じた。
最終的には、茨城国体あってよかった、国体っていいなっていう、感想を本当素直に持てた素晴らしい番組だったと思う。今後もこのような形で機運を高め、一体となって応援できたら素晴らしいなと思った。

委員

応援が力になるというキャッチフレーズに着眼点の面白い取り組みだなと思った。役となる選手だけではなく、その周囲の人に、あるいは、応援その周りの人にこう焦点あてたことがいい切り口だったと思った。また地元密着を掲げるラジオとして、いい狙い番組だったと思った。
最初に聴き始めてまず直感的に思ったのは、ライブ感、アナウンサーの方と、インタビューに答える方、それから現場の音で表現していく手法で、NHKのノーナレの番組をちょっと想像した。ラジオは画像がないのでより難しい手法にチャレンジしたのかなという印象だった。加えてメジャーでない番組競技を取り上げているので、難しい取り組みだなと最初思った。
その中で印象に残ったコメントが三つった。一つは馬術競技。まず2歳のお子さんを連れてきたお母さんのコメント。「国体地元でやるので、国体に興味を持ってもらいたいと。お馬さんならわかってもらえるかなと思って連れて行きました」。国体に少しでも興味を持ってもらいたい、お母さんのお子さんに対する優しさと言うかいいコメントだなと思った。
二つ目のコメントは、弓道競技。静かな中で競技する上に、外した時のため息にはすごいというコメント。弓道をやっている人ならではのコメントだと思った。私たち素人に弓道の魅力、競技している人の気持ちと言うのが非常に伝わったコメント。で良いコメントを取ったと思った。
もう一つは馬術に戻って、「水戸農業でやるの初めて。近くで見られるのは嬉しくて来ました」という高齢と思われる方のコメント。せっかく近くで、やるのだから見てみようという地元愛というかそんな感じを受けた。国体の持っている魅力の一つの側面を表したコメントだったと思う。聴いてるうちに勝手に高齢の方と思っていたが、もしその時においくつですかと菊地アナウンサーとの何かやりとりがあれば、もう少し良かった。そうすれば、少しずつの私の中の勝手なイメージがくっきりと出きたかなと感じた。情報がないだけに、たとえば、年齢とか、そのような情報を入れると聴く側の助けにはなるのではと感じた。
全体を通して思ったことは、例えば、馬術競技の中で最初、菊地アナウンサーの声で「静かに」という話が出ていた。最初私はなぜ静かに見なきゃいけないのか、少し疑問に思った。聞いてくうちに馬を驚かしてはいけないということがわかった。静かに乗る理由を最初の方に出してもらった方が分かりやすかった。弓道競技の時には最初からナレーションで、競技それから静寂を破る、いろんな説明を入れていたので非常に分かりやすかった。完成度としては弓道競技の話が一番聴く方としては分かりやすかった。説明があり、それに対してコメントがあり、それを補うような音があるということでわかりやすかった。

委員

いつも北島社長が言っているIBSの放送で力点を置くところが三つある。一つは面白い。もう一つは役に立つ。3番目は政策にインパクトを与える。この内の1と2が大変よく出ている内容だったと思う。1番目の面白という点では、インタビューの菊地真衣アナウンサーの質問が、大変的確でおもしろく聴けた。
また監督とかボランティアの方からの選手の方のインタビュー。大変役に立つというか面白く、かき氷とかカレーの人たちの話も感心したり感動したりする面白さがあった。二番目の役に立つっていう面では、まさにこの三つともあまり馴染みのない競技だったので、新しい知識を得た面があった。私が特に思ったのは、「静かに」を言う会場の実況放送を入れて、臨場感のある減点が4点ありましたなどの部分が入ったので、こういう風にして、あの馬術の紹介をするんだなっていうことがよくわかった。政策にインパクトを与えてるかどうかは、川股委員からやっぱり県として大変ありがたいという話があり、政策の方に役に立たせてくれたのではと思った。放送の3点を全部網羅した。本当に45年ぶりの国体で苦労して、準備して、これだけ準備して終わった。終わったあとの喪失感があったのではと思った。

委員

番組タイトルに「応援が力になる」とある通り、この番組は、国体の競技そのものというよりも、これを応援する人(観客、スタッフ、チームメイト等)と応援される人(選手)という切り口で構成されており、よく考えられた番組だと思った。特に「馬術」や「弓道」といったある種マイナーな競技を、「応援」という切り口でとらえることは、これらの競技をよく知らないリスナーでも、雰囲気等が感じ取れ、県内で国体が行われていることを実感できたのではないかと思った。茨城放送では、高校野球をはじめ、各種スポーツの実況等も行っているが、今後も様々な工夫を凝らして各種スポーツの魅力を伝えていただければと思った。

2019年11月30日

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