番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和6年12月度 LuckyFM茨城放送 番組審議会議事録概要

開催日時

令和6年12月16日(月)
AM11:04~AM11:43

開催場所

LuckyFM茨城放送本社3階会議室

委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]

  • 小 西 俊 一 [ * ]
  • 鎌 田 賢 [ ・ ]
  • 樫 本 淳
  • 斎 藤 敦
  • 高 橋 美 紀
  • 永 塚 広 志
  • 松 橋 裕 子

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題

2024年を振り返って



委員からの意見

委員

 この1年を振り返ると、個別の番組について語ることは難しいが、ラジオというメディア自体には強く印象に残る出来事があった。たとえば、オードリーの『オールナイトニッポン』が東京ドームを満員にし、さらには三四郎も同様の規模でイベントを行うなど、ラジオが大きな盛り上がりを見せた。
 新聞やテレビといったオールドメディアが衰退していく中で、ラジオはむしろ存在感を増し、「唯一気を吐いたオールドメディア」だったと感じた。その理由を明確に言語化するのはまだ難しいが、やはり言い古された言葉ではあるが、パーソナリティとの距離感や信頼感といった、SNSでは得がたい独特の魅力があるのではないかと思う。
 来年は、そうしたラジオの強さの本質をもう少し深く探っていけたらと考えている。

委員

 今年も多くの番組を聴かせていただいた。個々の番組に深く触れると長くなるため印象に残ったものを中心に振り返りたい。
 まず特に印象的だったのが、開局60周年記念番組「ヤバ還ラジオ」。OB・OGのパーソナリティが参加するなど、非常に賑やかで楽しく、放送局としての節目にふさわしい記念番組だった。
 また、夏前にはLuckyFes関連の番組が2本あり、フェスとの関わり方やその盛り上げ方において、今後の方向性を示す意欲的な内容だった。来年以降もフェスと連動した番組づくりに期待したい。
 境町の花火大会の中継も印象的だった。花火をラジオでどう伝えるかという課題はあるものの、年々中継の技術や表現が向上しているように感じた。音や雰囲気をどう伝えるかは引き続き工夫が求められると思う。
 11月の選挙特番では、独自の出口調査や臨場感ある構成が印象的だった。結果が出揃うまでに時間がかかる中で、争点や背景をしっかり伝える番組づくりがなされていた。
 全体を通して、ラジオというメディアがSNSとの連携を通じて再評価されていることを実感している。普段ラジオを聞かない層にも、SNSやYouTubeを通じて魅力が届いているのは良い流れだと思う。今後もそうしたメディア横断的な試みを重ねながら、さらに魅力的な番組が生まれることを期待したい。

委員

 最初に鈴華ゆう子さんの番組を拝聴したのは2月だった。その後も折に触れて聴く機会があったが、複数のバンドの中心人物として活動しながら、プロデュースにも携わっているということで、その多彩さとエネルギーに感心した。番組の中でも生演奏があったり、日本文化を広めるという明確なコンセプトのもと、非常に企画に力が入っており、ぜひ長く続いてほしい。
 また「ヤバ還ラジオ」は本当に楽しい番組で、リアルタイムで聴けなかったのが悔やまれる。他の委員からもSNSとの親和性やラジオメディアの元気さにも触れられていたが、LuckyFM茨城放送は以前からその“楽しさ”を大事にしていて、それが今日の活躍に繋がっているのだと改めて感じた。
 LuckyFes関連では、X、YouTube、そしてラジオや本番イベントといった多方面からの発信が有機的に結びついて、全体で一体感のある盛り上がりを生んでいるのが印象的だった。実際に足を運べなくても、メディアを通してその楽しさに触れることができ、非常に魅力的な取り組みだと感じた。 
 「いいのかYO」での境町と河内町の“ドンケツ争い”も楽しく聴いた。番組内でのやりとりから、来年に向けての仕込みがすでに始まっているようで、そうした遊び心が番組の魅力につながっていると思う。
 選挙番組についても、LuckyFMのラジオとXを通じて速報を追いかけられることがわかったことで、今後さらに活用していきたい。
 また最近、日曜に車を運転中に聴いた「teen’s FM」も印象的だった。高校生パーソナリティの育成に力を入れ、インスタグラムでは写真中心に上品に情報を発信するなど、若い世代に寄り添った取り組みがなされていて、非常に感心している。
 全体として、LuckyFM茨城放送はラジオの枠を超えた多様な発信を通じて、世代を超えて“楽しさ”を届ける力を持った放送局だと強く感じた。今後もその柔軟な姿勢と企画力に期待している。

委員

 この1年を通じて、ラジオ番組におけるパーソナリティの影響力の大きさを改めて実感した。番組の進行力以上に、“誰が話しているか”が聴取の決め手であり、キャスティングの重要性は昔も今も変わらないと感じた。
 また、かつてのハガキやFAXによる交流は形を変えて今も続いており、リスナーとの距離の近さというラジオの本質的な魅力は健在だと思う。SNSやYouTube、radikoとの連携によって地域を越えた 聴取が可能になり、ラジオの可能性がさらに広がっていると感じた。
 特にラジオの双方向性は、デジタルメディアと組み合わせることで新しい参加の形が生まれるなど、今後の展開にも期待が持てる。
 さらに、車中で“生活の中に自然にあるラジオ”の良さを再認識し、何気なく流れる番組が日常に寄り添う存在であることに改めて気づかされた。

委員

 今年4月から審議委員を務める中で、ラジオとの関わりが深まり、特に鈴華ゆう子さんの番組はトークや企画の面白さに惹かれ、毎回飽きずに聴いている。これまで移動中に知っているパーソナリティの番組しか聴いていなかったが、委員として様々な番組に触れることで多くの発見があった。
 印象に残ったのは、花火大会の実況や河内町の町長がゲスト出演した番組など、地域の魅力を引き出す内容。音だけの中継には限界があるものの、会場に行けない人に向けてもっとPRすれば楽しめる層が広がると感じた。
 また、選挙特番では自身の選挙区の話題もあり、北島会長の解説がとても分かりやすく、地域密着型の放送の重要性を実感した。
 SNSやYouTubeとの連動により情報の届け方が広がることも実感しており、今後そうした企画は積極的に周知されると良いと思う。審議委員としてLuckyFMの番組の魅力を再発見できたことに感謝している。

委員

 今年度から審議委員として参加し、一つの番組でもリスナーによって多様な受け止め方があることに気づかされた。他の委員のご意見も毎回大変興味深く、特にメディアミックスの重要性についてのご指摘には大いに学ぶところがあった。
 これまで、ラジオは車内で“ながら聴き”することが多かったが、審議委員として番組を集中して聴く中で、ラジオ本来の魅力や語り手の力量、構成の工夫などを実感した。特に花火中継や選挙特番では、アナウンサーやキャスターの信頼性の高さが際立ち、放送メディアとしての安心感と役割を再認識できた。
 一方で、現在の審議会は中高年が中心であり、20代や30代、またはZ世代の視点を取り入れることの必要性を感じる。ラジオは世代によって聴き方や求める要素が異なるため、若い世代の感覚も今後の番組づくりに活かせるのではないか。
 引き続き、先入観なく番組を楽しみながら意見を述べ、皆さんから学んでいきたい。

委員

 番組審議会の委員として制作の皆さんのご意見や意図を伺い、ラジオが単なる情報伝達手段を超え、生活に根ざした存在であることを改めて実感した。地域密着の情報発信や親しみやすいパーソナリティの存在は、リスナーに安心感と共感をもたらしている。
 また、XやYouTubeを活用したクロスメディア展開は新たな聴取者層の拡大につながっていて、ファンコミュニティの適切な運営を図りながら、リスナー同士の健全なつながりを育むことが重要だと考える。
 今後は「ながら聴き」の特性を活かした企画や参加型の取り組みを強化し、地域を越えてより一層生活に密着した存在となることを期待したい。これまで築いてきた信頼関係を大切に丁寧なコミュニケーションを継続することで、地域社会に不可欠な放送局としての役割を果たしていくことを期待したい。

2025年01月31日

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