番組審議会議事録概要

番組審議会議事録概要

令和6年2月度 LuckyFM茨城放送番組審議会議事録概要

開催日時

令和6年2月20日(火)
AM10:30~AM11:16

開催場所

LuckyFM茨城放送本社3階会議室

委員の出席 [*印 委員長 ・印 副委員長]

  • 渋 谷 照 夫  [ * ]
  • 小 西 俊 一  [ ・ ]
  • 樫 本 淳
  • 鎌 田 賢
  • 菊 池 康 弘
  • 斎 藤 敦
  • 鷲 田 美 加

茨城放送出席者

  • 取締役会長

    北 島 重 司

  • 代表取締役社長

    阿 部 重 典

  • 取締役報道・広報事業部リーダー

    橋 田 真 弓 子

  • 編成事業部リーダー

    鴨 川 貴 史

  • 審議会事務局

    宮 田 浩 二

議題

「鈴華ゆう子のJapanese Treasures」
毎週金曜日19:00~19:30放送

委員からの意見

委員

 失礼ながら鈴華ゆう子さんや和楽器バンド、私全く知らず、和のテイストということでNHKの朝のラジオ的なしんみりとした番組かと思って聞いたら、いきなりハイテンポのトークで、そのギャップにまず引き込まれた。   
 このギャップは昔体験したことあると思い、思い返してみると中島みゆきさんの「オールナイトニッポン」。歌の世界観とは全く違うハチャメチャな番組内容。好きでよく聞いていたが、それに通じるものがあると感じた。
 番組中にかかる曲も非常に和のテイストを入れたポップな曲で、他の曲も聞いてみたいと思った。
 今回のゲストが花風月。ユニットの仲間ということもあり、すごくテンポが良く30分という時間が、あっという間に過ぎた印象。個人的に毎週聞いてみたいと思った。

委員

 鈴華さんが水戸市出身で地元感が非常にある。国内外で大活躍されていて、Lucky FMでパーソナリティを務めるのにもうこれ以上の存在はないと思った。
 しかもパーソナリティとしてトークが慣れていて、番組も非常にまとまりよく聞きやすい。自身の活動もあり和をテーマに、いろんな層の人たちに受け入れられる内容だった。お正月ということもあり特にいい内容だったと思った。
 全国からお便り寄せられると説明あったけれども、これはファン必聴の番組なのだろうと思う。とにかく長く続けてますます有名になっても、LuckyFMで番組を担当してほしい。

委員

 私も鈴華ゆう子さん、今回初めて意識して話や楽曲に触れたのも今回の放送が初めてだった。
 話が上手な方でラジオのパーソナリティ向きな方だと率直に思った。今回聞いたのが同じバンドの仲間達と楽しくトークする回だったので、他の回とは少し印象違うのかもしれないが、すごい聞きやすく楽しげに番組を進行していた。 
 扱うテーマも和楽器や文化など、誰でも少しは興味がある、聞いたことがある、少しは知っているところを扱うことがおそらく多くなると思う。リスナーを選ばない番組でもあると感じた。
 30分の中でいろんなコーナーをテンポよく話していた。ただ、テンポよく進行しているがためにコーナーとコーナーの境が分かりにくい感じがした。じっくり聞いてみようという方にとっては少し聞きにくいのではと感じた。
 これからますます活躍される方と思うので、長く番組が続くといいと思う。

委員

 この番組の放送回は1月5日で、まさに正月始まったばかりでふさわしい番組だった。最初に鈴華さんのトークから始まるが、2人のゲスト紹介が実に感動的だった。尺八と琴の音色で紹介するという何とも粋な紹介の仕方だった。
 今年は辰年ということで龍について話をする。龍が権力とか皇帝、出世の象徴というのは知っていても、角が鹿、頭が駱駝、目が龍、体が蛇、腹が獅子、鱗が鯉など、ちょっとした知識も入れていて、なるほどと思いながら聞いた。
 極めつけは即興。龍にちなんだ即興をこの3人でやりましょうというすごい提案。尺八の神永さんといぶくろ聖志さんの琴が始まって、鈴華さんのボーカルが実にこの即興とは思えないような見事な演奏を聞かせてもらい大いに驚いた。

委員

 水戸出身で和楽器バンドのボーカル、茨城大使もしている鈴華ゆう子さんが和をテーマに発信するという番組の設定だけで本当に存在感際立っていると感じる。
 番組は本当にノリが良く、鈴華ゆう子さんの主体的な番組作りが大変印象に残った。鈴華さんと仲間ならではのライブ感、空気感が大変いいと思った。
 「和文化Harmony」では龍について鈴華さん自身もすごく調べられていたけれども、いぶくろ聖志さんの知識が本当に豊富で、二人のやり取りからいろいろ学べた。
 「ジャパトレファン」ではお正月の習わしをリスナーの投稿も交えてのトークがあり、お正月の文化のやり取りも面白いと思った。また今回の音源にはなかったが、方言も日本の宝だということで鈴華さんが茨城弁を披露するコーナーもあり、茨城弁も日本文化として堂々と発信していこうというまさに茨城から世界へ日本文化を発信という番組のコンセプト通りの内容になっていると感じた。
 感動したのが「ジャパトレミュージック」。本当に龍が出てきそうな素晴らしい演奏を即興で聞けた。こういうのが番組の中で聞けることは非常に嬉しい。

委員

 和楽器バンドが世界的にも有名で、鈴華さんが水戸出身であることは知っていたが、鈴華さんがリーダーとは知らなかった。
 この正月の放送回では、和楽器バンドのコアメンバーによる別働ユニット華風月の2人をゲストにして楽しい話が展開された。
 「和文化Harmony」では辰年にちなんだ龍と神社に関する知識が披露された。
 「ジャパトレファン」では「これがうちのお正月」というテーマで、ゲストやリスナーの地元や家での独特な慣習・ならわしが議論され、リスナーは日本の話を薄れつつあるような記憶を呼び戻したり、自分には記憶がないけれども他の地域での面白い話、新たな自分勝手な懐かしい記憶に取り入れてしまったりとか、スピード感はありながらもなぜか心が落ち着くという気持ちにさせてくれた。
 「ジャパトレミュージック」では、華風月の3人で特別にテーマを龍とした即興演奏が披露された。
 日本人それぞれの心の中にありながら、薄れつつある記憶をリフレッシュし、また、知らない伝統的を広めるユニークな文化的番組であると思う。その番組を支えるのに、ゲーム音楽やアニメ主題歌という太めのニッチ業界での人気が大きな役割を担っていると思った。

委員

 今回の番組については、コンセプト、番組構成、いずれもオーソドックスで安定感があった。
 鈴華さんの声や話し方は大変聴きやすく、雑学はためになるし、和楽器の演奏も心地良く、全体として落ち着いた気持ちで聴ける番組だった。
 番組のコンセプトでもある「和」もしっかりと感じられ、ときおり混じる茨城情報など、鈴華さんや華風月、和楽器バンドファンに聴いていただけるだけでも十分な番組と感じた。
 30分という時間も、番組進行のテンポが良いこともあり、番組終了時にもう少し聞いていたいと感じたので非常に良い長さだと思う。
 番組開始から5か月が過ぎて、今後リスナー層も拡がり、鈴華さんが茨城放送の看板MCを担うことも期待したい。

2024年03月31日

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