東京銀座の県アンテナショップ 「いばらきセンス」昨年度売上最高

茨城県が特産品の販路を全国に拡大するため、　東京・銀座に出店しているアンテナショップ「いばらきセンス」の昨年度（2024年度）の売り上げが、過去最高の3億3000万円に達したことが判りました。

茨城県によりますと、さつまいもやメロンのスイーツなど甘みのある食べ物を積極的に売り込んだほか、有楽町の駅前で臨時のほしいも販売会を初めて開いたことや、日立製作所など茨城県にゆかりのある企業に出向いた販売会などが功を奏しました。また、茨城県産ブランドの「常陸乃国いせ海老」のPRにフリーアナウンサーの檜山沙耶さんを起用したり、納豆関連のイベントにお笑いタレントのスギちゃんを投入したりするなど、在京の有名人を使ったことも効果があったとしています。

また、メディアに取り上げられた件数は、前の年度に比べ9割増加しました。広告費に換算すると12億4000万円になるということです。