石岡市の谷島市長　消防の課長不祥事で会見

石岡市消防本部の須崎隆史総務課長が、偽造通貨行使の疑いで逮捕・送検された事件について、石岡市の谷島洋司市長らが12月4日、臨時記者会見し、「現状を非常事態と捉え、綱紀粛正を徹底し信頼回復につとめる」などと謝罪しました。会見には、消防本部の天野正道次長らも同席し、「不祥事防止対策委員会で中心的な立場で、まじめに与えられた職務をこなし金銭的困窮は聞いていなかった」などと須崎容疑者の日頃の様子を説明しました。

石岡市消防本部では、8月に職員による窃盗もあって不祥事続きとなり、「研修が徹底できていない、非常事態」などとしました。そのうえで、「同じ職場でもコミュニケーションが足りなかった」とし、今後は、人間関係構築などのため監視しながら対話という仕組み作りを進める」などと善後策を語りました。