無許可で盛り土疑い男逮捕　福島、中止命令無視か

福島県内の山林に無許可で盛り土をした上、中止命令にも従わなかったとして、つくば市内の会社経営者が5月23日、森林法違反の無許可開発などの疑いで福島県警に逮捕されました。逮捕されたのはつくば市梅園の会社役員、長嶺嗣義容疑者59歳です。
警察の調べによりますと、長嶺容疑者は事業として、自分が所有する山林に建設残土を受け入れ、積み上げていたとみられます。逮捕容疑は去年12月から今年2月にかけ、県知事の許可を得ずに1ヘクタールを超える規模で盛り土を行うなどの開発をした上、今年1月に中止を命令されたのに2月中旬まで開発を続けた疑いです。
去年5月、盛り土規制法が施行され、福島県が今年3月、刑事告発していました。（共同）