サッカーJ1鹿島、ファン向け新体制発表会

サッカーJ1の鹿島アントラーズが今シーズンの新体制を発表するファン向けのイベントを開き、ランコ・ポポヴィッチ新監督らがタイトル奪還を誓いました。アントラーズの新体制の発表会は、1月21日、鹿島勤労文化会館におよそ400人のファンを迎えて行われました。

大分や町田を経て今シーズンから指揮をとるランコ・ポポヴィッチ監督は「就任オファーを受け決断に迷いはなかった。選手の良いところを引き出しながら、攻撃的なサッカーでタイトル奪還を目指す」などと意気込みを述べました。今シーズン、背番号が10に変わってキャプテン兼選手会長の柴崎岳選手は「ポポヴィッチ監督は指示が明確。みんなで優勝を勝ち取りたい」などと抱負を述べました。関西学院大学から入団するディフェンダーの濃野公人選手は「後方からの攻撃参加などを見てほしい」、ブラジル人で新加入のミッドフィルダーギリェルメ・パレジ選手も「サイドがメインだが監督が求めるところはどこでもやる」とアピールしました。小泉文明社長は「フットボールドリーム・かける、攻守のアグレッシブさと組織力を高める」などと優勝へ向けたスローガンを発表しました。

鹿島アントラーズは、このあと、23日から　宮崎県内でキャンプを張って、互いの呼吸間を確かめながら完成度を高めシーズンに備えます。鹿島アントラーズの開幕戦は2月下旬、アウェーで名古屋グランパスと対戦します。そして、ホームの初戦は、3月上旬にセレッソ大阪を迎えます。