総理大臣賞は群馬の業者 土浦花火競技大会

11月4日の土浦全国花火競技大会で、群馬県高崎市の菊屋小幡花火店の花火が総合優勝に当たる「内閣総理大臣賞」に選ばれました。受賞は初めてで、菊屋小幡花火店はスターマインの部でも優勝しました。

競技には、北海道から鹿児島県まで全国57の花火業者が参加しました。大会は、リズムよく打ち上げる「スターマイン」、きれいな円を描くように打ち上げる「10号玉」のほか独創的なアイデアなどを競う「創造花火」の3つの部門で行われました。「内閣総理大臣賞」に選ばれた菊屋小幡花火店は、スターマインの部で「風神雷神」というタイトルの花火を打ち上げ、群馬の気候と群馬県民が義理人情に厚いという「上毛かるた」の描写を炎の舞で表現しました。10号玉の部の特別賞「茨城放送賞」にはつくば市の山崎煙火製造所が選ばれました。

花火競技大会から一夜明けた5日、土浦市内では表彰式が行われました。