高騰続く肥料価格 　茨城県が1割支援

世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇による肥料価格の高騰を受け、茨城県は、農家に対して肥料の値上がり分の1割を支援する支援金の受け付けを10月10日から始めました。

県の農業政策課によりますと、今回の支援は、国の肥料価格高騰対策事業に参加している認定農業者らを対象に、昨年11月から今年5月までに購入した肥料に対し、肥料の値上がり分のうち、国の7割の補填に加え、県が更に1割を上乗せして補助します。

県によりますと肥料高騰への支援は、今年2月に募集を開始した昨年秋の肥料に対する支援金に続いて2回目で、　前回は1806件の申請がありました。申請期間は、11月17日までの予定で、前回申請していなかった昨年の秋の肥料に関しても対象になるという事です。