高安初優勝ならず　出身地では市民や 後援会のメンバーらが声援

大相撲秋場所は9月24日、千秋楽を迎え、初優勝の可能性を残していた東前頭7枚目の高安は結びの一番で敗れて初優勝はなりませんでしたが、出身地の土浦市では、市民や後援会のメンバーなどが声援を送りました。

取組を前に高安が土俵に立つと、市役所に設置された大型スクリーン越しに声援を送った市民などから、「がんばれ」などと声が上がりましたが。

大関霧島に引き落としで惜しくも敗れて初優勝の可能性がなくなると、「あー」などと言って肩を落として悔しがる姿が見られました。会場で結びの一番を見守った「高安土浦後援会」の中川喜久治会長代理は「本当に残念ですが何場所も優勝に絡んでいて実力がトップクラスなのは間違いないので必ず次は優勝してほしい」と話しました。会場では高安の健闘をたたえ、暖かい拍手が送られていました。