鹿島臨海鉄道　6000万円近くの赤字決算

大洗鹿島線などを運行する鹿島臨海鉄道の去年の収支は、新型コロナの感染対策緩和などでもち直しがみられたものの6000万円近くの赤字だったと6月2日発表しました。

赤字は4年連続となります。前の年度から赤字額は3・5％、227万円分縮小しました。新型コロナの感染対策の緩和で旅客全体は172万人とコロナ禍前の8割から9割まで回復してもち直しましたが、燃料代や電気代の高騰で費用がふくらみました。

今年度（2023年度）については「世界経済の先行きが不透明だが、観光客の戻りに期待し、夏の花火のイベントなどで挽回したい」としています。