大井川知事「創意工夫に期待」アントラーズ新スタジアム

（写真提供：茨城県）

サッカーJ1の鹿島アントラーズのFCが老朽化を踏まえた新しいスタジアムの建設を鹿嶋市内で進める方向性を発表したことについて茨城県の大井川知事は、県有ではない民間の創意工夫によるスタジアムになることへの期待感を示しました。これは、5月31日開いた定例会見で記者団の質問にこたえたものです。

大井川知事は、財政支援に直接言及しませんでしたが、渋滞緩和策など必要な支援をする気持ちがあることを示唆しました。

（写真提供：茨城県）

鹿島アントラーズのFCが新しいスタジアムの建設を鹿嶋市内で進める方向性を発表したことについて、鹿嶋市の田口伸一市長は「大変喜ばしい。新しいスタジアム建設と併せて周辺エリア整備を進めることで、鹿行地域を新たな賑わいを創出する活性化の拠点エリアに位置づけ、市⺠やサポーターに愛されるまちづくりを進める。」などとしました。一方、移転先に立候補したものの外れた潮来市の原浩道市長は「残念な思いはありますが、ホームタウンのひとつの市として新しいスタジアムと連動することによって、より鹿行地域を活性化させる新たな拠点を潮来市に整備できるよう取り組む。」などとコメントしました。