茨城県が79億2400万円の6月補正予算案

茨城県は、5月31日原油価格や物価高揚の影響を受ける事業所への支援などに79億2400万円を増額する6月補正予算案を正式に発表しました。

6月補正予算案は、原油価格や物価の高騰の影響を受ける医療機関や福祉施設、畜産農家などへの支援に全体の62％を割きます。光熱費の値上がり分の5割を半年間補助するほか輸入乾牧草を使う経営が苦しい酪農家に1トンあたり、5千500円から1万7千500円を補助します。一方、事業構造転換に向けた支援にも全体の36％を充てます。太陽光など再生可能エネルギーを導入する費用や、アフターコロナを見据えた新たな地域観光コンテンツ作り、それに、ITパスポート取得支援やさつまいもの皮を剥いた残渣を飼料にする費用ということです。

茨城県では、6月7日に開会する県議会定例会に補正予算を提案します。