茨城県が79億2400万円の6月補正へ

茨城県が、79億2400万円を増額する6月補正予算案を計上することがわかりました。県議会の最大会派「いばらき自民党」の関係者が県から説明を受けたものとして明らかにしたものです。

原油価格や物価の高騰の影響を受ける医療機関や福祉施設、畜産農家などへの支援に全体の62％を割きます。おもな概要は、光熱費の値上がり分の5割を半年間補助するほか輸入乾牧草を使う経営が苦しい酪農家に1トンあたり、5千500円から1万7千500円を補助します。また、事業構造転換に向けた支援にも全体の36％を充てます。こちらのおもな概要は、太陽光など再生可能エネルギーを導入する費用や、アフターコロナを見据えた新たな地域観光コンテンツ作り、それに、ITパスポート取得支援やさつまいもの皮を剥いた残渣を飼料にする費用ということです。財源は、国からの補助が殆どという事です。

問題がなければ、6月開かれる県議会定例会の議決を経て決定されます。