大子・「常陸国YOSAKOI祭り」 2000人が舞う

全国各地の踊り子たちが演舞を披露しあう「常陸国YOSAKOI祭り」が5月20日、21日の2日間、大子町を会場に開かれ、合わせて76チームおよそ2000人が参加しました。

「常陸国YOSAKOI祭り」は県北地域の振興を目的に毎年開催されていて、20日は袋田地区を会場に学生チームによる「YOSAKOI甲子園」が、21日は大子町の中心部で一般のチームによる「YOSAKOI茨城大会」が行われました。

今回の大会で、大賞を受賞した、福島市のチーム「轍-wadachi-」の代表馬郡正男さんは「みんなの力ですごくいい演技ができた。1年通してこの作品をやって、その熱量と思いが乗せて踊ることができた手応えがあった。大子のお祭りはすごく大切な大好きなお祭りなので、今年また参加でき、盛り上がることができて、本当に最高のお祭りです」と話しました。

本部委員会の笠井英雄会長は「だいぶコロナ以前に戻ってきた。たくさんの方にお越しいただき、だいぶ賑わいが戻って来た。ここ20年やってきて、大子に来てもらう、最後にファンになってもらうっていうきっかけになってもらうようなお祭りに、大子に根付いたお祭りにして行きたい」と話しました。

今年の祭りには、2日間合わせておよそ3万人の観客が訪れたという事です。