官公庁と民間企業が仕事始め 大井川知事が年頭訓示　今年も動画配信で

官公庁と民間企業の多くが、1月4日から仕事始めとなりました。このうち、水戸市の茨城県庁では職員を一堂に集める方法ではなく、大井川知事が事前に収録した動画を庁内に設置されたテレビに配信する方法で年頭の訓示を行いました。

大井川知事は動画内で「挑戦」「スピード感」「選択と集中」の3つの基本姿勢を県庁全体で共有してほしいとしたうえで、「人口減少や社会の激動のなか、茨城県を力強く発展させて、社会、教育、医療、福祉を維持していく責任を担っている」と話しました。

また、県総務課の飛田聡志課長は知事の年頭訓示について「県政運営の全般に関する知事の考えを直接聞く事ができた事で、職員それぞれが、自らの職務に取り組む姿勢について、改めて考えるきっかけになった」と述べました。

知事の年頭の訓示は5年前まで、課長級以上の幹部職員を県庁9階の講堂に集めて行う方法でしたが、その後、庁内放送を使ったライブ放送に、そして2年前からは、大井川知事が年末年始の休みに入る前に収録した訓示の映像をインターネットで配信する方法に変えています。