2021年10月01日(金曜日)

茨城県の港湾でカーボンニュートラル計画 第3回WGで洋上風力発電などの原案了承

鹿島港など茨城県沿岸の港湾で温室効果ガスをゼロにする「カーボンニュートラル」を目指す計画作りが行われて

いますが、具体的な作業をしているワーキンググループの原案に次世代エネルギーとして洋上風力発電が初めて

本格的に書き込まれることが明らかになりました。

これは9月29日、茨城港と鹿島港のそれぞれの周辺に立地している民間企業と国や県、地元市町村などで作るワー

キンググループの3回目の会合で了承されたものです。

茨城県によりますと、計画の原案では日立、常陸那珂、大洗の茨城港と鹿島港の基本方針として、水素など次世代

エネルギーの輸送や貯蔵の拠点にすること、港湾地域に立地している企業活動で脱炭素化を進めること、洋上風力

発電など再生可能エネルギーの導入を促進することの3点が示されました。

このうち、海の上に大規模な風車を設置して電気を作る洋上風力発電については鹿島港の南海浜地区の沖合数キロ

の所に海底に土台を置く着床式の洋上風力発電所が3年後の工事着手を目標に開発が進んでいます。

29日了承された原案ではこれに加えて、鹿島港の北海浜地区と茨城港の沖合でも海の上に浮かせた方式の洋上風力

発電所を建設することとそのための機材の製造工場の誘致などが盛り込まれました。

茨城港と鹿島港のカーボンニュートラルに対応した計画はさらに詳細を詰め、2022年春に開く県の「推進協議会」

で正式に決定する予定です。