「いばらきの、生産者さんこんにちは」常陸太田市で肉用牛を飼育している生産者、海老根賢一さん！

2023年6月26日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、常陸太田市で肉用牛を飼育している生産者、海老根賢一さんのメッセージをご紹介しました。

ストレスが少なくのびのびとした環境で飼育しようと、母牛は耕作放棄地になりそうな土地に放牧しています。牛を育てるのに欠かせない牧草は、常陸秋そばを育てたあと、同じ畑に植え、その年のうちに収穫する「二毛作」で生産します。牧草を食べ、十分な運動をすれば、自力で分娩することができるそうです。子牛は専用の哺乳瓶で、直接ミルクを与えます。愛情たっぷり育てた肉用牛は、生まれて9か月ごろ市場に出荷します。

県内の畜産業で顕著な成果を挙げた個人らを表彰する、茨城県畜産協会の「県畜産大賞」の経営・指導部門で最優秀賞を受賞した海老根さん。畜産経営では前例が少ない『第三者継承』の候補者として大学生の研修生を受け入れ、若手に技術の継承と指導を行い、後継者の育成にも力を入れています。