ニュース
2026年09月09日(水曜日)
激甚化する気候変動への危機感 風化する記憶の継承 常総市長 水害11年で
関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、災害関連死を含め15人が犠牲となった常総水害から9月10日で11年を迎えます。常総市の神達岳志市長は記者会見で、10日に決壊現場での献花や市内一斉の黙とうを行うと発表。近年各地で豪雨災害が激甚化する現状に触れ、「教訓の風化はない」として「水害は必ずまた来る」という強い危機感の共有を訴えました。
水害から11年が経ち、当時を知らない世代が増える中、市は「記憶の風化」を最大の課題に掲げています。教訓を次世代へつなぐため、全小中学校で独自の防災学習を展開し、激甚化する災害から命を守る避難行動の定着を目指します。さらに、雨の降り方の変化を踏まえ、住民一人ひとりの避難計画「マイ・タイムライン」の再確認を地域全体へ広げ、いつ起きるかわからない大災害へ備える構えです。