ニュース
2026年07月24日(金曜日)
「ぼっち」を前向きに うつ予防プログラム 中学生に効果 筑波大が明らかに
筑波大学の太刀川弘和客員教授らの研究グループが、中学生向け心理教育プログラム「e-BOCCHI」を開発しました。このプログラムは思春期の孤独感に着目し、「ひとりの時間にもポジティブな面がある」と教える点が大きな特徴です。
笠間市内の中学2年生全生徒を対象に、半年間で4回の授業を実施しました。オリジナルキャラクターを通じ、「ひとり時間の過ごし方」や「上手な援助要請の方法」を学びました。検証の結果、受講した生徒は未受講の生徒と比べて抑うつ傾向が有意に低減し、他人に援助を求める力が高まるという成果が見られました。集団全体への影響については研究が継続中ですが、子どもたちのメンタルヘルス対策が急務となる中、研究チームは全国の教育機関への社会実装を目指しています。