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2026年07月17日(金曜日)
古河点滴殺人 検察側も控訴
古河市の介護老人保健施設で2020年、入所者の男性2人に空気を注入し殺害したとして、殺人と窃盗の罪に問われた元職員の赤間恵美被告40歳について、水戸地方検察庁は、7月17日、1人に対する殺人罪を認めず懲役20年とした一審の水戸地方裁判所の判決を不服として、控訴しました。
水戸地検の石田正範次席検事は「争点の一つとなった被告の犯人性が認められなかったことは事実誤認にあたる」などと主張し、一審で提出した証拠で犯人性の立証は十分可能との認識を示しました。この判決に対しては、初公判から殺人罪の全面無罪を主張してきた弁護側も、判決を不服としてすでに控訴しています。水戸地裁は7月7日、老健施設「けやきの舎」で2020年7月、吉田節次さん当時76歳に、点滴用チューブにつないだシリンジ=注射器で空気を注入し、急性循環不全にして殺害したと認定。一方、同じ年の5月に死亡した鈴木喜作さん当時84歳については、「被告以外の犯行の可能性を否定できない」として無罪としました。