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2026年04月10日(金曜日)
水エンジン生産拠点 つくばに完成 量産体制の構築へ 東大発宇宙ベンチャー
超小型人工衛星のエンジンを開発する東京大学発の宇宙ベンチャー「Pale Blue(ペールブルー)」は4月8日、つくば市内に整備していた生産拠点の完成記念式典を現地で行いました。超小型衛星は大型衛星に比べて製造と運用の費用が安く、官公庁・民間企業ともにビジネスの利用が急速に広がっています。

完成式典で浅川純社長は「新たな雇用や投資の機会を通じ、茨城県やつくば市の経済発展に寄与し、この地を世界の宇宙産業をリードする拠点とすべく、社員一同、一丸となって邁進する」とあいさつしました。生産拠点はつくばエクスプレスの万博記念公園駅に近い県有地を購入しました。県の企業立地促進補助金を活用しています。大井川知事は「世界企業としての発展をしてほしい。県もしっかりと支援する」と述べました。小型衛星のエンジンを動かす推進剤には安定性が高い水が使われているため、水エンジンと言われています。浅川社長は「推進側に供給側が追い付いていない。量産フェイズにかじを切り、顧客ニーズを満たせれば、インフラのコアとなって宇宙産業に貢献できる」と述べました。

東大発宇宙ベンチャーのpaleblue(ペールブルー)」は千葉県柏市とつくば市の二つの拠点で水エンジンの量産体制を目指します。
