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2026年03月18日(水曜日)

4脚4輪油圧ショベル「スパイダー」 災害復旧に有効性 つくば

クモのような動きで急斜面やデコボコ道を自由に動き回り、せっせと後片付けをこなしていく。こんな油圧ショベル「スパイダー」が、災害復旧作業などで注目されています。つくば市では3月6日、自衛隊やボランティア向けに実演操作説明会が開かれ、その機能性を実感していました。

「スパイダー」は、スイスのメーカー製で、キャタピラでなく4本の脚があり、それぞれ独立し動くため、普通の重機が入れない急傾斜地や山間部に進入できます。

説明会では、2台が急傾斜地を登ったり、障害物を乗り越えたりする操作を実演しました。伸縮可能なアームを持っていて、2台の連携で倒木を受渡す作業も披露されました。

能登半島地震などで被災した石川県珠洲市では去年、道路の倒木などを除去し復旧に貢献しました。国土技術政策総合研究所「社会資本施工高度化研究室」の桐井健一主任研究官は、オペレーターの育成にも協力していきたいと話しています。説明会では、運転資格を持つインストラクターの1人、成島建設の武市将人さんが運転を担当し、スパイダー1台で複数の役割をこなせると話しました。

インストラクターは重心を安定させて斜面にとどまりながらアームを動かす作業も披露していました。

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