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2026年01月20日(火曜日)
農研機構が発表 鳥インフルの遺伝子は6種類
おととしのシーズンに発生した高病原性鳥インフルエンザのウイルスは、合わせて6種類の遺伝子型だったことが、つくば市の農研機構の分析でわかりました。繁殖地が異なる渡り鳥の集団の間で共有し、新たなウイルスも出現しているということです。
おととし9月から去年6月に発生した鳥インフルエンザのウイルスで、全ての遺伝情報を225株で解析したところ、4シーズン連続の1種類と今シーズン初めての5種類の遺伝子型を確認しました。あるウイルスを持つ渡り鳥が日本や 周辺地域にたどりついた際、違う地域から来た野鳥集団に共有され、それぞれの繁殖地に持ち帰ったことで、新しい遺伝子型の形成につながった可能性があるということです。
動物衛生研究部門の内田裕子グループ長はオンラインの記者会見で、「多様化が加速し、国内に持ち込まれる種類も増えていると考えられる」と指摘しています。そして、感染力や病原性の強さが変化するかどうかは分からないとしながら、「ウイルスの経路が詳細に分かることで、防疫対策の強化につながるだろう」と話しています。