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2025年12月19日(金曜日)
境町逆走死亡事故 3回目の判決延期 弁護人に説明求めるも取材応じず
境町の国道で今年6月、飲酒運転で車を逆走させ、反対から来た車と衝突し、27歳の男性を死亡させたとして、危険運転致死の罪に問われた栃木県野木町若林の無職・松田駿介被告37歳の判決公判について、水戸地方裁判所下妻支部は12月19日、この日の期日を取り消しました。取り消しは、この日で3回目です。
弁護側の説明によりますと、保釈中の被告は裁判所に向かうため、自宅を出る際に転倒し、緊急搬送されたということです。これに対し、検察側は「保釈取り消しの請求も検討する」としました。松田被告の弁護人に対し報道陣が詳細な説明を求めましたが、取材には応じませんでした。
起訴状などによりますと、松田被告は今年6月9日の午後9時ごろ、飲酒した状態で境町の国道4号を時速90キロで逆走し、普通乗用車と正面衝突させ、運転していた綿引圭吾さん当時27歳を死亡させたとしています。