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2025年12月15日(月曜日)
母親を2日間屋外に放置したか 長男と妹を逮捕 母親は死亡
同居する73歳の母親を自宅の外に放置し保護する責任を怠ったとして、水戸警察署は12月15日、長男と妹を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは茨城町小幡の農業・奥谷誠容疑者49歳と妹の知子容疑者47歳です。
警察の調べによりますと、2人は12月12日の夜、自宅の庭に母親が倒れているのを発見したにもかかわらず、14日午後5時ごろまでの2日間、母親をその場に放置した疑いが持たれています。14日午後3時ごろ、知子容疑者が県内に住む知人に「母親が庭で倒れて動かない」と連絡し、その知人が警察に通報しました。現場に臨場した警察官が母親を発見した際、母親はすでに死亡していました。母親の左腕は赤色に変色していたということです。警察は母親の死因を調べるとともに、家族間でトラブルがあったとみて詳しいいきさつを調べています。