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2025年12月15日(月曜日)
京成百貨店元社長 コロナ禍雇調金不正受給への関与を否認
新型コロナへの対策をめぐり、国の雇用調整助成金を不正に受給したとして、詐欺の罪に問われている京成百貨店の元社長、齋藤貢被告68歳の裁判が12月15日水戸地方裁判所で開かれ、齋藤被告は被告人質問で、すでに詐欺罪で刑が確定している当時の総務部長に対し、不正の指示はしていないとして、関与を否定しました。齋藤被告は弁護人から、元総務部長に休業日数の水増しを指示したかを聞かれると、「していません」と答え、当時不正受給が行われていることを認識していたかについても「していません」と改めて不正受給への関与を否認しました。齋藤被告が元総務部長にSNSで送った、「勤怠について修正するべきだ」という内容のメッセージについては「今後の従業員の休みの取らせ方を修正すべきという意味で、勤怠データの改ざんをしろという意味ではない」としました。