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2025年12月12日(金曜日)

選定療養費、保護者に補助 学校要請 龍ケ崎市が補正予算で

救急車で搬送されたものの緊急性がないと判断された場合、患者から追加費用を徴収できる「選定療養費」について、龍ケ崎市は、市立学校などが救急車を要請し、保護者が費用を徴収された場合、市が全額補助することを決め、補正予算案を市議会に提案しました。

茨城県では、県内の23の病院に救急搬送された際、医師が「緊急性がない」と判断すれば、患者は最大1万3200円の選定療養費を徴収されることになります。市内の市立小中学校、放課後児童クラブ、保育所、障害児の支援施設など、市が運営する45か所のほか、民間の認定こども園、 保育所などが対象です。授業を含む施設の管理下での活動で児童や生徒がけがを負い、教員らの判断で救急車を要請したケースを想定しています。授業参観で訪れた保護者や一般の来校者は対象外となります。同様の制度は、水戸市が採用しています。

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