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2025年12月11日(木曜日)
希望が丘公園で銅線ケーブル盗難 小美玉 照明設備復旧進める 年度内利用再開目指す
小美玉市は、市内の運動公園のテニスコートなどで銅線ケーブルが切られて持ち去られ、ナイター用照明が使用できなくなっていると明らかにし、開会中の定例市議会に、防犯カメラと車止めなどを設置するための工事費用を盛り込んだ補正予算案を提案しました。
小美玉市では9月、市内の希望が丘公園のテニスコートと、多目的広場のナイター照明に電力を供給するマンホール内の銅線ケーブルが被害に遭い、照明が全て使えなくなり、テニスコートなどはナイター利用を中止しています。小美玉市が11月28日、記者会見で明らかにした被害総額はおよそ545万円です。復旧のための工事費用は10月の臨時市議会で可決され、電気設備の整備業者が復旧工事を急ぎ、切断されたケーブルの復旧を行いました。さらに、防犯カメラ、車止めのほか、電気系統に関わるマンホールのふたに取り外しのしにくい鍵を取り付けるための費用を盛り込んだ補正予算案を、開会中の定例市議会に提案しました。小美玉市スポーツ推進課では、請負業者の懸命な復旧工事によって、今年度中の利用再開を目指すとしています。