ニュース
2025年12月11日(木曜日)
坂東廃プラ火災で、現場含め4カ所が不適合
坂東市で11月23日に起きた大宇産業の廃プラスチックリサイクル工場火災に関連し、火災現場の坂東工場を含む合わせて4カ所の会社の工場が、廃プラスチックの保管方法として、県条例に違反している状態であることが、県廃棄物規制課の調査で分かりました。12月9日開かれた県議会防災環境産業委員会で、県が明らかにしたものです。
主な違反内容は、高さ制限の超過、保管場所の間隔不足、および囲いの不備です。この会社は改善の意思を示していましたが、実施されていませんでした。県は、改善勧告や命令を実施し、設置許可の取り消しも視野に入れています。また、県内では大宇産業以外にもおよそ100カ所が同様の違反状態にあるため、県は年度内に緊急の立ち入り検査を実施し、改善を促す方針です。