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2025年12月04日(木曜日)

学食メニューに低炭素の指標「見える化」 学生参加で表示 筑波大

筑波大学の学生食堂で、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスの二酸化炭素を「見える化」して、どのくらいの環境負荷が生じるのかを考えようという企画が行われています。原材料の生産、運搬、調理などに伴う温室効果ガスの量を二酸化炭素に換算して見える化することで、排出の少ないライフスタイルへの転換を促す狙いがあります。同じ食材でも、輸入より地元で生産したもの、また、肉より野菜だけの料理のほうが二酸化炭素の排出量は少なくなりますが、その事実はあまり知られていません。

大学では「ビーフカレー1杯と、地元の循環バス1周で二酸化炭素の排出量が多いのはどっち?」と題した参加型投票企画を行い、バス移動から自転車利用への行動変化や食品ロスの抑制につながると期待しています。

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