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2025年12月02日(火曜日)

創部31年、「J2」26シーズン悲願のJIへ

サッカーJ2の水戸ホーリーホックは、今季最終選の11月29日、ケーズデンキスタジアム水戸で大分トリニータと対戦し、2対0で勝利しました。この日の別の試合で、J2首位のV・ファーレン長崎が1対1で徳島ヴォルティスと引き分け、水戸と勝ち点70で並びましたが、得失点差で水戸が上回り、J2初優勝とクラブ史上初のJ1昇格が決まりました。

水戸は1994年の創部から31年、J2リーグに加入後、26シーズンにして悲願のJ1入りとなります。母体となる企業や有力スポンサーのない市民クラブです。2000年のJリーグ参入から現在に至るまで、一度もJ1リーグへの昇格、J3への降格ともになく、26シーズンのJ2リーグの最長在籍クラブとなっていました。試合終了後、先制点を挙げた多田選手は「ゴールを獲ることだけ考えた。1年間やってきたことが実を結んで良かった」、また、森直樹監督は「信じられない。リーチがかかった2試合で負けたが、サポーターの前で優勝が決められて良かった」などと集まった1万743人の前でJ2優勝とJ1昇格への感謝を語りました。

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