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2025年11月28日(金曜日)
新潟知事の再稼働容認発言に、 東海村・山田村長「驚きなし、評価避ける」
新潟県の花角英世知事が、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の再稼働容認を表明したことについて、東海村の山田修村長は、11月28日の記者会見で、「驚きはなかった」とし、容認発言への評価は明言を避けました。
新潟県の花角知事は、21日の東京電力・柏崎刈羽原発再稼働容認について、新潟県内の首長や経済界などと調整を進めるなどして発言しました。一方で、新潟県民への追加意識調査の結果は6号機と7号機の再稼働の条件が「現状で整っていない」という回答が61%に上ったものの、「どのような対策をしても再稼働すべきでない」とする設問では、57%が「そうは思わない」と答えるなど、新潟県民の意見は、「賛否拮抗とも解釈できる」状況でした。
今年(2025年)9月の村長選で、東海第二原発の「再稼働は必要」と訴えて4期目をスタートさせた東海村の山田村長は、新潟県の花角知事の対応について「柏崎市の櫻井雅浩市長と情報交換した。驚きはなかった」としました。再稼働容認を発言した評価の明言を避けました。