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2025年11月26日(水曜日)
神栖市長選 開票結果と変わらず 市選管、全票を再点検
同数でくじ引きにより当落が決まり、落選した現職から当選の効力についての異議申し出があった神栖市長選挙で11月26日、神栖市選挙管理委員会がおよそ3万2千票のすべての「開披再点検」を神栖市内で行いました。その結果、当選した新人の木内敏之氏と現職の石田進氏の得票はいずれも1万6724票で、無効票219票と、開票結果と同じだったと明らかにしました。


再点検は公開で行われ、職員23人と市の選管の4人で作業をしました。

再点検で、さらに点検が必要な票を抽出し、市の選管が判定し直した票は4300票でしたが、無効票の数は219票で変わりませんでした。現職の石田陣営は11月9日の開票作業で、有効票と思われる票が無効票と扱われたと異議を申し立てていましたが、確認の結果、すべて有効票でした。再点検後、境政一委員長は票数を告げ、「市長選挙の結果と変わりなかった」と明らかにしました。石田陣営への回答を決める委員会は27日、市役所で開かれます。