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2025年11月25日(火曜日)
人権メッセージ審査会 最優秀グランプリに守谷市の中学生 矢野弥佑理さん
他人に対する思いやりなどを呼び掛ける人権メッセージの審査会が水戸市の茨城県庁で行われ、入賞作品29点が選ばれました。人権メッセージコンクールは、12月初旬の人権週間を前に他人への思いやりや差別・偏見に対して感じていることなど、人権への啓発をテーマに県などが毎年行っているものです。今年度は小学校低学年から一般の部まであわせておよそ6万8千点の応募がありました。
11月5日に審査が行われ、最優秀グランプリには守谷市立けやき台中学校3年の矢野弥佑理さんの作品が選ばれました。矢野さんは、目の不自由な高齢の夫と伴走する妻にすれ違った時の体験を、次のように記しました。「ゼッケンの伴走という文字と、2人が握るリボンの輪が見えた。引っ張るのではなく、隣で一緒に、互いに支え合って前に進む。優しく、あたたかい、それでいて希望を持った言葉。誰もが伴走し合える世界になるといいな。」
入賞者の表彰式は12月6日に土浦市の県南生涯学習センターで行われる、人権週間記念フェスタで行われます。