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2025年11月25日(火曜日)
地方創生へ拠点 「ワープステーション江戸」周辺で基本構想策定へ つくばみらい
つくばみらい市は、市内の歴史公園「ワープステーション江戸」周辺の交流拠点の整備に向け、土地所有者の意向や、子育て世代からの 意見収集の概要をまとめました。それによりますと、土地所有者の8割が「開発に向けて取り組んでほしい」 と回答し、映像関連のスタジオ整備やスポーツ施設といった、施設の開発を希望したということです。今年度の補正予算案に800万円あまりを計上し、基本構想の策定に乗り出します。
「ワープステーション江戸」は25年前に開設された施設で、江戸や昭和などの街並みのセットがあり、テレビドラマのロケ地になっています。市は、施設を使って子育て世代向けにイベントを展開するなどして、市の魅力を発信してきました。整備の対象となるのは「ワープステーション江戸」周辺の90ヘクタールで、東京ドーム19個分の大きさです。また、子育て世代からは、公園整備のほか、カフェやアウトドア施設の要望が寄せられているということです。
来年秋の開業を予定している常磐道つくばみらいスマートインターの利便性も含め、施設の整備などで地域連携が図れないか、検討していく考えです。