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2025年11月21日(金曜日)

「やわら三万石」つくばみらい市の認証ブランド米誕生 今年度 生産6人認証

つくばみらい市は11月20日、市内産の認証ブランド米を設けたと発表しました。その名も、江戸時代の名代官、伊奈忠治が完成させた水田にちなんだ「やわら三万石」です。

地域では古くから品質の良い米の生産が盛んですが、より、質の高い生産で知名度を高めようと、3年前から、市内の生産者で作る「お米ブランド研究会」 が取り組んでいました。市はこの成果を踏まえ、認証ブランド米を設けました。米のおいしさを表す指数「食味値」が、平均的な国産米の60から70を上回る75に達し、検査等級が1か2と高く、環境に配慮して生産したものを認証しました。

つくばみらい市役所では20日、認証式が行われ、研究会の6人の生産者に認証書が贈られました。

20日は新たに、つくばみらい市のみらいアンバサダーの委嘱式もありました。委嘱された市内の料理研究家、 中川佳省さんは、活動を応援したいとのメッセージも兼ね、子どもたちに市内のおいしい米を食べてもらいたいと話しました。

「やわら三万石」は、12月6日と7日、つくばみらい市で開かれる、国内最大級の米の審査会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で、 販売されます。

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