国内最大級のコメ食味コンクール開幕へ　生産者出来栄え競う　12月　つくばみらい市

つくばみらい市で、今年収穫されたコメの出来栄えを審査する国内最大級のコンクールが、12月、開催されることになりました。これは、小田川浩市長が11月20日、記者会見で発表したものです。

米の審査会は、「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で、全国有数の「コメどころ」を会場に毎年開かれていますが、茨城県内での開催は今回が初めてです。コンクールは、大阪の米・食味鑑定士協会と、つくばみらい市の実行委員会が開きます。海外の生産者も参加する国際総合部門を中心に5070サンプルが出品され、米の水分やたんぱく質の量を測定するほか、炊いた米を有識者が食べて「つや」や「香り」「食感」などを評価します。

つくばみらい市は、肥沃な土壌と、豊富な水源に恵まれ、古くから品質の良い米の生産が盛んです。地元産米のブランド化によって、自立した農業と販路の開拓を目指す動きもあります。コンクールは12月6日と7日に開かれます。