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2025年11月20日(木曜日)
水戸ど真ん中再生プロジェクト例会 取り組みと今後の展望
水戸市の中心市街地の活性化を目指す「水戸ど真ん中再生プロジェクト」の例会が、11月20日開かれ、活動開始から10年で進んだまちづくりの現在の状況や、今後の展望について話し合いました。

水戸ど真ん中再生プロジェクトは、人口の減少や空き店舗の増加など、活力が低下している水戸市の中心市街地に賑わいを再生しようと、グロービス経営大学院学長の堀義人氏を中心に、およそ40の企業と団体が展開する取り組みです。20日の会合では、民間企業と行政がこの10年間で取り組んできた事業を振り返りました。プロジェクトの参加企業からは、閉鎖したビルを解体して土地活用から見直した事例や、バスケットボールチームやラジオ局の買収、ファミリー層も意識した音楽フェスティバルの開催などが報告されました。水戸市内では、土地の価格が三十数年ぶりに上昇に転じるなど、地域全体への効果が出始めており、再生プロジェクトの今後の展望が注目されます。