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2025年11月19日(水曜日)
サツマイモ基腐病の発生を受け 県がひたちなか市に緊急事態宣言
茨城県の大井川和彦知事は11月18日、ひたちなか市内でサツマイモ基腐病の発生が相次いで確認されたことを受け、ひたちなか市内を対象に、生産者への注意喚起を目的とした緊急事態宣言を発令しました。
県によりますと、11月5日、ひたちなか市内で初めてサツマイモ基腐病の発生が確認され、その後、近接する市内6つの圃場で発生が確認されたということです。県は最初に発生が確認された圃場の周囲500メートル以内で、サツマイモ以外の品目も含め、土壌の消毒を行っています。土壌の消毒は7割が完了しており、大井川知事は20日までに、消毒の完了を目指すとしました。また大井川知事は生産者に対し、「基腐病の疑いが少しでもある場合は、県に通報してほしい」と呼びかけました。