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2025年11月14日(金曜日)

常銀 県内企業向け インドネシア人材活用へセミナー

常陽銀行は、インドネシアの優秀な人材の受け入れなどを検討する県内の企業向けに水戸市のホテルでセミナーを開き、企業の担当者などが参加しました。日本では生産年齢人口が減少し、介護・農業・宿泊業・食品製造業などで外国人材の活用が重要な課題となっています。そして世界第4位の人口を誇り、今後も人口増加が見込まれているインドネシアが注目されています。セミナーでは、インドネシアの職業訓練学校の創設者、小尾吉弘氏が講演しました。小尾氏は丸紅出身で、ジャカルタ郊外の工業団地の開発企業の社長などを務めました。セミナーを終え「多くの人が日本で働きたいと考えている」と述べるとともに、お互いが持続的な成長を目指し「好循環が生み出せれば」と話しました。小尾氏と共に講演し、 外国人材を受け入れる、つくば市の社会福祉法人の理事長、村上義孝氏も、
インドネシアの人材の特長などについて「まじめで一生けん命。ずっと日本で働きたいという人も。非常に助かっている。現地では口コミでも広がっている」と話しました。常陽銀行を傘下におくめぶきフィナンシャルグループは、中期計画で社会課題の解決を掲げています。国際業務室の青柳暢幸主任調査役は「地域が潤うことによる、金融のエコシステムの構築を進めたい」と話しています。外国人材活用のセミナーを開くのは今回が初めてということです。

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