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2025年11月06日(木曜日)

桜川市教育委員会が謝罪会見 訓告は「その時点では適切だった」

桜川市の義務教育学校で部活動中、男子生徒にけがをさせたとして、教諭の男が傷害の容疑で警察に逮捕されたことを受け、桜川市の教育委員会は11月5日、謝罪会見を開きました。市の教育委員会などによりますと、生徒は事案の発生当時、傷害の容疑で逮捕された剣道部顧問の谷中達也容疑者と、剣道の「かかり稽古」に取り組んでおり、谷中容疑者に数回押し倒され背中などを床に打ったということです。市の教育委員会は谷中容疑者に対し、去年の9月、文書訓告の処分を下していました。

市の教育委員会は、この処分について、「その時点では適切だった」との認識を改めて示しました。 生徒が脳脊髄液漏出症と診断されたことを今年(2025年)1月に把握した後、処分の再検討をしたかどうかについては、「回答を差し控える」としました。市の教育委員会によりますと、暴行を受けた生徒は、けがの影響で去年6月を最後に学校に登校出来ておらず、オンラインで授業を受けているということです。今後の対応について「教職員には、自身の行為が教育全体に影響すると考えてもらい、二度とこのようなことが無いよう努めたい」と話しています。

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