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2025年11月04日(火曜日)
教育研究を統括 筑波大学 プロボスト設置 国際競争力の向上へ
                        
	    
                    
筑波大学は、学長と役割を分担し、教育研究のマネジメントを統括する役職「プロボスト」を新設し、加藤光保副学長・理事が就任したと発表しました。部局の意思統一など学内のまとめ役を行い、渉外活動などを精力的に行う学長と、役割を切り分けて国際競争力の向上を目指します。
プロボストはもともとアメリカの大学に置かれています。国際的に活躍する大学を目指し、産学連携や教育研究、学生生活を担当する4人の副学長を束ね、統括します。世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に認定された大学は、プロボストの設置が求められています。加藤氏は筑波大学の医学医療系長を経て、4年前から教育担当の副学長・理事を務めています。国内でプロボストが置かれた大学は、去年(2024年)、卓越大学の第1号に認定された東北大学のほか、卓越大学の2回目の公募に申請している筑波大学など8大学のうち、京都大学にも置かれています。