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2025年10月30日(木曜日)

教員逮捕を受け 県教委、改めて対応を検討

桜川市内の中学校で、剣道部の指導中に男子生徒にケガをさせた顧問の教諭が、傷害の疑いで警察に逮捕された問題で、茨城県教育委員会の柳橋常喜教育長は、警察などの捜査を踏まえて、改めて対応を検討するとの考えを示しました。これは、10月30日の定例記者会見で、質問に応えたものです。

桜川警察署などの調べによりますと、桜川市の岩瀬東中学校・教諭、谷中達也容疑者37才は、2年前の2023年10月、桃山学園義務教育学校の剣道部の顧問として中学1年の男子生徒に指導中、「脊髄液漏出症」など全治不明のけがをさせたとして傷害の疑いで逮捕・送検されています。男子生徒は、めまいがするなどの後遺症があり、授業は登校しないで、自宅でリモートで受ける日が多くなっています。柳橋教育長は、今後、警察の捜査を待って、対応を検討するほか、桜川市教育委員会に対しては、男子生徒への損害賠償も含め、誠実に対応するよう指導するとしています。

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